君への想い3 (ページ40)

今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:43,556 hit

Part118 ページ40

あなたside

にっしーが帰ってから順番にお風呂に入って更におしゃべりに花が咲く。

実「もうこのまま三人でこの部屋借りちゃおっか。」

千「いいねそれ！楽しそう！」

「…うん楽しいだろうね。」

実「何しけた返事してんのよA。」

「実彩子、だっちゃんに何買ったの？お財布って言ってたけど。」

実「あ、そう。でもさスニーカーで欲しいのがあったみたいで悩んでたからそれにしたの。」

「ふぅーん。」

千「Aは？秀太くんのプレゼント買ったの。」

「うん…渡せるか分からないけどね。」

実「またそうゆうこと！」

「…ごめん。｣

千「Aごめん、思い出させること聞いて…。」

「千晃のせいじゃないから。」

実「私、明日秀太くんの所に行ってくる！」

千「実彩子、私も行く!」

「ちょっと、何しに？」

実「1発ぶん殴ってくるのよ。あームカつく！」

千「Aを泣かせるなんて私も許せない。」

「私も悪いんだもん…秀太だけ攻めないでよ。」

実「A！そんな優しさ今いらないから！」

千「Aは悪くないよ。」

「最近さ、秀太が私を求めてくるのが減ったなって感じてたの。キスも…」

実「あんたたちは多すぎなのよ。」

「まぁ、そうかもしれないけど！
なんだか倦怠期かもしれないなって。
私に飽きたのかも。」

千「飽きるわけないでしょ。あんなにAのこと大好きな秀太くんが。」

「好きな子といると、ドキドキするんだって…
私にはもうそうゆうのは感じないんじゃないかなって。」

実「あー、やっぱり許せない…。」

「今は私の話は終わり！
2人のこと聞かせて!」

夜も深くなり、実彩子と千晃は眠ってしまった。

秀太…

今何してるの？

その好きな子と電話してるの？

それとも家に連れて来てるの？

私を愛してくれたあの部屋で、違う人を…

もう、私どうしたらいいの…。

辛いよ。

秀太がいないと生きていけない。

秀太…会いたいよ。

溢れだす涙を止めることはできない。

この涙を止めることが出来るのは秀太しかいないの。