Part94 ページ16
秀太side
明日はトリプルランドへ行くからとはしゃいでるA。
せっかく早く帰ってきたのに、準備に夢中になってて俺の事なんて見てくれない。
とりあえず、風呂入って飯食ってベッドに横になりながらゲームをしてる。
「秀太ー！おまたせ。」
秀「…」
「秀太？」
秀「…」
「秀太ってば!」ガゴンッ
秀「いってーな！あ、A。」
「もぉー呼んでも全然気付いてくれないんだもん。」
秀「寂しかった？」
「うん。」
秀「おいで？」
というとニコッと笑って俺の胸に飛び込んでくる。
「秀太おかえり。」
チュッ
秀「おせぇよ！」
「ふふっ」
秀「明日、楽しみなんだろ？」
「うん、楽しみ過ぎる!
秀太は楽しみじゃないの？」
秀「ん？楽しみだよ。」
「へへっ良かった。」
チュッ
「もっと…」
と唇を出して待っている。
秀「なんだよそれ。可愛いな。」
何度も何度もキスを交した。
秀「明日はキスできないもんな。」
「そうだね。」
秀「まぁしてもいいけど。」
「しないから。」
秀「しないの？」
「うん。」
秀「隠れてする？」
「しつこい秀太！」
秀「ひっでー。」
「帰ってきたら…ね？」
秀「可愛いから許す。」
「明日はケンカしないようにしなきゃ。」
秀「お前が西島とイチャイチャしなきゃ大丈夫だろ。」
「してないってイチャイチャなんて。」
秀「俺本当に余裕ねぇのな。」
「それだけ私の事好きなんでしょ？」
秀「うん…好きでたまらない。」
「えっ…」
何度もこんな事言ってるのに急に顔を赤くするから、可愛くって抱きしめた。
秀「明日起きられないからもう寝るか？」
「うん。」
秀「一緒に寝る？」
「うん。寝る…。」
秀「おいで、A。」
「おやすみのチューして？」
秀「チューだけで終わるかなぁ。」
「終わらせて！」
秀「寝なきゃダメだな今日は。」
二人で見つめ合って何度もキスをした。
眠りにつくまで。
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作者名：mamechan | 作成日時：2019年9月27日 16時
