Part52 ページ5
あなたside
秀太とにっしーを見つけて声をかけると、秀太の顔色が良くなかった。
「どうしたの秀太…顔色悪いよ？具合悪い？」
と俺の額に手を伸ばす。
秀「A、今俺に近付くなっ！」
「えっ…」
なんでそんな事言うの…。
何が何だか分からない。
秀「いや、違うA！」
西「秀太、そこの会議室なら今空いてる。」
秀「わりぃ。
…ちょっといいか？」
と秀太に手を引っ張られ会議室へ入る。
ギュッと苦しいほど抱きしめられ、
秀「ごめん、余裕が無くて…」
「どうしたのよ秀太…」
秀「…実は…」
「…えっウソ。秀太の机に…。」
秀「何だか一緒にいると傷付けられちゃうかもしれないって思うと焦ってつい…ごめんな。」
「やだ。秀太と一緒にいたい。」
秀「あぁ、分かってる。言い方悪くてごめん。」
「ううん、分かってるから。」
秀「俺が守るからって言ってんのに情けないよな。」
「守ってもらってるよ？秀太がいてくれて良かった。」
秀「早く犯人見つけないとな。」
「私…囮になる。」
秀「実は西島も言ってたんだ。でも俺は反対。だってもしもお前に何かあってからじゃ。」
「その時は助けてよ、秀太。」
秀「…A。」
それから、事情を知ってるみんなが集まってくれた。
実「ちょっと!そうゆう事は早く言ってよね？
Aに何かあったらどうすんのよ！」
秀「今言おうと思ったんだよ。」
実「だからそれじゃ遅いって言ってるの！」
西「まぁまぁ、今ケンカしてる場合じゃないでしょ。」
実「にっしーは黙ってて！」
西「うぇー、與ー。」
真「やめろ!くんな!」
んふっ、あはは。
‼⁉
実「A…良かった。」
「んもーいつも同じこと繰り返してるんだもん。」
昼休憩はみんなでの作戦会議となった。
秀「とりあえず、俺は全く仕事が片付いてないから今日は少しやらないと。
この計画は明日実行でいいか？」
真「せやな、明日は早く帰れるように今日頑張らな。」
西「Aちゃん、今日は俺が送って行くよ。」
秀「あぁ…西島頼んだ。」
真「にっしーが1番危ないんやない？」
実「確かに!」
西「もぉーなんでさっきからー。」
「ふふっ、にっしーありがとう。でも、今日は秀太の事待ってる。」
秀「いや、帰ってろよ。」
「ダメ…？だって秀太だって何されるか分からなくない？」
秀「ダメじゃないけど。…分かった。一緒に帰ろうな。」
「うん。」
真「にっしードンマイやな。」
西「…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mamechan | 作成日時：2019年9月22日 22時
