Part77 ページ30
あなたside
ヤバイ...眠ってた？
今何時...
とりあえず出る時間まであと、15分。
よし、大丈夫！
「秀太秀太秀太！起きてー！」
秀「ん...うるせぇな。」
「うるせぇ？」
秀「あ、A...」
「ねぇ、それどころじゃない、もう時間ないの。起きて？」
秀「んー今の起きて？って可愛いかった。」
「分かったから早く！私シャワー浴びてくるから。」
秀「A待って、俺も。」
秀太に手を出されそうになったけど、何とか服を着替えて出る準備完了。
2分前に出た。
「はぁ...なんか疲れた...」
秀「あー、寝ちゃった。新記録が...」
「そんなのどうでもいいでしょ！」
秀「帰ってから2回したら新記録じゃね？」
「だからしないって！」
ホテルから出るのに大きな声を出してたら恥ずかしいから、もうこの話は終わり。
出て行く瞬間って恥ずかしいんだよな。
誰にも会いませんように...。
秀「それでさ、買い物ってなに？」
「あー、トリプルランドに行く服を買おうかなって。」
秀「ふーん。」
「ちょっと！みんなでデートするんだよ！自分の彼女が可愛い服着てる方がいいでしょ？」
秀「別に？Aが1番可愛いもん。」
「なっ...」
秀太ってこうゆう事普通に言うんだな。
秀「じゃあさ、お揃いで何か買おっか？」
「えっ？お揃い？」
秀「嫌なのかよ。」
「そうじゃないけど、秀太が珍しいなって。」
秀「Aとならいい。」
「ふふっ、嬉しい。
...ん？どうしたの？」
秀「あ、いや。」
「お揃いって何がいいかなぁ。Tシャツとか？靴とか？」
秀「Aはスカート？」
「いや、たくさん遊びたいからスキニーにしようかなぁって思ってる。」
秀「んー。やっぱりTシャツかな。」
「やったー！見に行こ！」
それからたくさんの洋服を見たり2人でアイスを食べたり楽しい時間を過ごして帰宅した。
秀「まだ帰って来てねぇな。」
「遅くなるのかな。」
秀「じゃあ...」
「しない！」
秀「まだ何も言ってないのに...」
「ご飯のこと忘れてた。材料買って来ないと。」
秀「んじゃ、どっかで食べて来ようぜ。」
「うん！」
なんて事ない日常も秀太が入れば光がさす。
ずっとこうして一緒に歩いていたい。
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作者名：mamechan | 作成日時：2019年9月22日 22時
