Part60 ページ13
あなたside
西「また俺だけ…」
真「西島も早よ彼女作ればええやろ。」
「そういえば、にっしーその後は…？」
日「良い人いたのかよ。」
西「あぁ、まぁお見合いみたいな感じ？」
実「へぇ〜でもお付き合いは？」
西「んーやっぱりしっくり来なくて。今は仕事が恋人かなぁなんて。」
「そう…」
真「んじゃ、仕事と行けば？」
西「與ひどい…えーん直也くーん。」
と直也さんの方に行ってしまったにっしー。
仕事が恋人か…。
時々、まだにっしーが私の事思ってくれてるように感じるときがある。
自惚れかもしれないし、友達として大切に思ってくれてるだけかもしれないけど。
ふと目が合うとき…少しだけ気になってしまう。
秀「…何考えてる？」
「えっ？あ、別に？
浴衣どこしまったかなぁ…って。」
秀「だらしねぇからすぐ失くすんだよ。」
「だって一年に1回着るか着ないかなんだもん。」
実「私も浴衣着ようかな。」
千「私も着たい！でも、実家にあるから取りに行けないなぁ。」
真「買ったらええやろ。今度見に行ってこようや。」
「真司郎くん優しいね。」
秀「悪かったな、優しくなくて。」
「別にそんな事言ってないよ…」
にっしーが戻ってきた。
直也さんを連れて。
直「隆弘、花火大会は諦めな。大体デートに入ってて惨めなだけだ。暇ならここ手伝え。
あ、トリプルランドなら俺も付いてってやるよ！」
秀「良かったな、西島。直也さんがいれば一人じゃないもんな。」
西「秀太はうるさいの。」
「やったー。じゃあみんなで行けるね。」
西「ねぇーAちゃん。」
と私の手を取って喜ぶにっしー。
グイッと後ろから引っ張られる。
倒れ込む先はもちろん秀太だ。
「もう、何？」
それでも秀太は何も言わない。
日「独占欲の塊だな。」
「秀太?」
顔を覗き込むとまたキスをされた…。
実「あららら。」
千「キャッ」
西「くっ…くっそー！」
「もう、秀太!やめてよね！」
秀「別にいいだろ。」
最近、所構わずな秀太にちょっと悩んでいる。
「…秀太、今日から日曜日まで私に触らないで！キスもしないから！」
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作者名：mamechan | 作成日時：2019年9月22日 22時
