Part58 ページ11
秀太side
抱きしめると急に泣きだすA。
日「みんなちょっと二人にしてあげよ。」
真「せやな。」
西「え？俺も？」
実「当たり前でしょ？聞こえなかった？二人にしてあげるの！」
千「もう、にっしーったら。」
みんなが気を遣ってくれて部屋には俺とA
だけ。
秀「A、よく頑張ったな。」
「秀太…ありがとう。」
秀「怖かったよな。」
「うん、ちょっと。でも秀太が来てくれるって信じてたから大丈夫だったよ。」
可愛いことを言うAにたっぷり愛を込めたキスをした。
秀「はぁ…とりあえず良かった。Aに何も無くて」
「ねえ、秀太なんでメガネかけてるの？」
秀「え？あ、変装用。取るの忘れてた。」
「あ、取っちゃダメ…」
秀「えっ？」
「あ、いや…」
秀「なに。」
「…似合ってるから。メガネ掛けた秀太も好き。」
真っ赤になって俺の顔を見なくなったAについ、意地悪したくなる。
秀「気に入ってくれたんだ…。へぇ〜。」
「なっ、何よ！」
秀「じゃあ今度メガネかけてしようかなって。」
「もぅ、秀太ってそればっかり！」
秀「いやなの？」
「…いやじゃないけど。｣
秀「大好きだもんな俺の事。」
「そ、そんな事ないもん！」
秀「そんな事ないの？」
「いや！言わない。」
と俺の胸にぐりぐり頭を押し付けてくる。
いや、可愛すぎんだろ。
秀「顔見せて？」
「いや…。」
秀「チューできねぇじゃん。」
「うぅ…」
ゆっくりと顔をあげるAの顎を持ち上げて
深いキスをする。
コンコン!
西「ねぇー!まだー？」
真「もうええやろイチャイチャは。もう、腹減って死にそうなんやから。」
忘れてたこいつらの存在。
ったくいいところだったのに。
まぁ、誰がいても構わねぇ。
Aの腰を抱いてもう一度キスをした。
実「わぁお。」
真「見せつけとんな。俺やってちあちゃんとイチャイチャしたいねん。」
千「もう、真ちゃんってば。」
西「ゴッホン！！
じゃ、直也くんの所にいくからね！」
実「やったー！」
「ちょっと！秀太！何してんのよみんなの前で！」
秀「いや、たらなかったから。」
「た、たらなかったからってみんなの前ですることないでしょ？」
秀「ギャーギャー騒ぐなよ。これくらいのことで。」
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作者名：mamechan | 作成日時：2019年9月22日 22時
