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Part55 ページ5

西島side




一緒に東京へ行こうって言ったらAはどう思うかな。




末吉への気持ちが変わってないことくらい見ていれば分かる。




末吉は新しい彼女が出来て…



だけど、本当にその子が好きなのかなぁ。




まだAの事忘れてないんじゃないかなって思う。



いつも目線の先にはAがいるから…




2人の関係をダメにしたのは紛れもなく俺…




もう一度修復させてやりたいと思いながらも、その一歩が踏み出せない。




やっぱりAを手放せなくて…




西「強くならなくて良いよ。」



そしたら俺から離れていくんだろ?



西「俺は弱いAが好きなんだ。」



「えっ…」




ちょっと耐えられない…




西「A…」



こっちを見たAの唇にキスをした。




もう言葉では伝えられなくて。そしてやっぱり…他の奴に奪われたくない…




「隆…」




もしかしたら誰かに見られているかもしれない。



だけどそんなの全く気にする余裕もないくらい今はAが欲しい。




唇を離すと急に気まずくなる。




西「帰ろう…」




「待って…」




西「えっ?」



「またなかった事にするの?」




分かってる…俺は一度とんでもない事をしたままその事にふれて来なかった。





「キスして…終わり…?」




俺は抱きしめた。




西「どっちみち傷付かせるなら…俺はこのまま終わらせたくない。」




「隆弘…前に言ってくれたよね…好きだって…」




西「うん…」




「あれって…本当なの?」




西「本当だよ。」




「じゃあどうして…私が…あの時…」



俺は言葉で説明ができなくて、またAの唇を塞いだ。



このままで良い…好きだけど好きになってはいけない。こんなにも愛してるのに…




難しいな…




西「俺が…東京に行くまで…付き合ってくれる?」




「でも私…」



西「Aに好きな人が出来たらすぐ別れるから。」





「無理だよ…付き合うってどういう事…?こうして手を繋いでデートして…抱き合ってキス…して…もっともっと近くなるんでしょ…?それなのに…別れる覚悟してなきゃいけないの?出来ないよそんな覚悟…」




どうして俺達はこう上手くいかないんだ。





「それに…私まだ…秀太くんのこと忘れられてない…」





西「うん…分かってる…」

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mamechan(プロフ) - AAA秀ちゃん真ちゃんにっしー推しさん» お久しぶりぶりです!いつも嬉しいお言葉をありがとうございます(*^^)これからも宜しくお願いします(≧∇≦) (2020年10月2日 11時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀ちゃん真ちゃんにっしー推し - お久しぶりです!コメント久しぶりにします!ずっとコメント出来なくてすいません(´・_・`)でもずっと読んでました!どれもすっごく良くて大好きです!これからも応援してます! (2020年10月1日 22時) (レス) id: 47361d4ad7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mamechan | 作成日時:2020年9月17日 9時

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