Part58 ページ8
秀太side
春「秀太くん!」
秀「悪い…呼び出して…」
春「ふふっ、何言ってるの?彼女なんだから呼び出すなんておかしいよ…」
秀「その事なんだけど…」
俺は別れ話をし始めた。
春「何言ってるの…絶対嫌!」
秀「ごめん…」
春「私…絶対別れないから…」
秀「何言われても俺はもう戻れない。ごめん…最低だって分かってる…」
春「嫌!待って秀太くん!」
秀「俺…いや…ごめんな。」
彼女は泣いていた。
だけど…俺はやっぱり…
Aへの気持ちが消えるまでは1人でいたい。
そして夏休みが終わる…
日「おはよう!」
秀「うっす…」
日「なんだよ!しっかりしろよ!」
秀「してます!」
実「秀太くん!私応援してるからね。」
秀「うん…ありがとう。」
日「俺も!応援してるからね!」
秀「お前はいいや…」
日「おいっ!」
学校はだるいけど、Aに会える。
良いんだ…西島のものでも。もう怖くない…
すると、Aと西島が教室に入ってくる。
怖くないとか言ったけど、目を合わせる事が出来ない。
西「よっ…」
秀「はよ…」
Aと目が合うと怯えるように俺を見る。
秀「おはよ…」
「おはよう…」
実「Aー!」
「実彩子!」
さっきとは別人のように笑って騒ぐA。
Aと西島はどんな夏休みを過ごしたんだろう。
良いなぁ…
俺もAに会いたかった。
あ〜もうクソっ!
秀「A!」
あれ?今俺…
クラスのみんなが俺を見てる。
そしてAも目を見開いて俺を見てる。
恥ずかしいしなんて誤魔化せば良いのか分からなかった…
「何よ!うるさいとでも言いたかった?」
えっ…
秀「そうだよ…ってか…」
まだみんなに見られてる。
「あー!この前のジュース?今買いに行ってくれるの?じゃあ行こうか!」
秀「あっ…うん…」
教室を出るとAはさっきの明るさなんか消えて寂しい顔をする。
「ごめん…なんか…あった?」
秀「いや…A…あのさ…」
「待って…戻るね私…彼女さんに見られたら誤解されるでしょ?」
秀「待って行くな…」
「えっ…」
秀「じゃなくて…大丈夫だから…ジュース買ってやるよ。」
「でも…やっぱり…」
秀「別れたんだ…夏休み中に…」
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mamechan(プロフ) - AAA秀ちゃん真ちゃんにっしー推しさん» お久しぶりぶりです!いつも嬉しいお言葉をありがとうございます(*^^)これからも宜しくお願いします(≧∇≦) (2020年10月2日 11時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀ちゃん真ちゃんにっしー推し - お久しぶりです!コメント久しぶりにします!ずっとコメント出来なくてすいません(´・_・`)でもずっと読んでました!どれもすっごく良くて大好きです!これからも応援してます! (2020年10月1日 22時) (レス) id: 47361d4ad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mamechan | 作成日時:2020年9月17日 9時