Part139 ページ39
あなたside
秀「うん…仕事はゆっくり自分のやりたい事探してみな？無理して働かなくても良いし。」
「ううん、少しだけでも生活費稼がなきゃ。」
秀「だからお前はいらん心配するなっつーの！」
「痛っ…」
おでこを指でピンッと弾かれ、その場所にキスをしてきた。
秀「久しぶりに癒やして…」
秀太だって慣れない職場と土地で大変に決まってる。
だけど、いつも私の事を心配してくれて自分の事は後回し。
京都に来たら私は秀太の支えになりたいと思っていた。
夜は家にいられて、休みも合わせられるようなアルバイトを探してみよう。
それから3週間後に無事ルミエールの2号店がオープンした。
初日は忙しいからもう少ししたら買い物に行ってみようかな。
家も少しずつ片付いてきたから私も街を歩いたり求人広告を見たりして仕事を探していた。
プラプラ街を歩いていると少しレトロな喫茶店があった。
うわぁ…お洒落…
一人で入るのもドキドキしたけど興味があってその扉を開けた。
店主「いらっしゃい。」
白髪だけど、きちんとセットされた髪型が清潔感を漂わすマスターがいた。
「一人なんですけど…」
店主「良かったらカウンターへどうぞ？」
「はい…」
カウンターに座りマスターおすすめのコーヒーを頼んだ。
その流れるような一連の動きに目を奪われる。
店主「あなたみたいな美人さんに見られると緊張しちゃうなぁ。」
マスターは優しく微笑んだ。
すると後から一人入って来たお客様が私の2つ空けた席へ座った。
店主「お久しぶりです。」
客「マスター久しぶり。実は体調を崩して1ヶ月入院していたんだ。退院したらここのナポリタンが食べたくてね。一つ貰えるかな。…あれ？マダムは？」
店主「実は…丁度…1ヶ月前に…急でした…」
客「そ、そんな…マスター…それはお辛かったでしょう…私もとても寂しい…」
どうやら…マスターの奥様は亡くなられたばかり…辛いはずなのにこんな私にもニコニコ優しく接してくれる。
店主「はい、お嬢さんお待たせしました。」
「いただきます。」
そこまでコーヒーについて語れるほど偉いもんじゃないけどびっくりするくらい美味しかった。
客「じゃあ、もう料理はやらないんですか？」
店主「私はコーヒー専門だったので料理はとても…ケーキを少し置くくらいで…」
客「マダムのナポリタンもう一度食べたかったなぁ…」
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mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます！最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます！今回のお話もすごく良かったです！次の作品も楽しみにしてます！ (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます！忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます！読むの遅くなり今読みました！続編も無理せず頑張ってください！！！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年6月9日 21時
