Part136 ページ36
秀太side
「もうすぐ夏だね…暑ーい!」
秀「ここの海ともしばらくお別れかな。」
「この場所では色々あったね。初めて秀太の前で泣いたし、告白もここでしてくれた…たくさんの思い出があるよ…」
秀「そうだな…」
まだ明るいし人もそれなりにいるけど我慢できなくて俺はAにキスをした。
怒ると思ったけどAは俺に寄りかかってきた。
秀「今度、Aの家に行っても良い?ちゃんと話して来ないと。」
「うん…ありがとう…」
秀「Aの気持ちが変わらないうちに行かなきゃな。」
「えー?変わらないって。本当は私もちょっと考えてたし…」
秀「そうなの?A俺の事大好きだなぁ。」
「そうやってふざけてるならどこか行っちゃうからねーだ。」
秀「バカ…だめに決まってるだろ!」
「ふふっ…」
俺達は自然と顔を近付けた。
次の日、二人でシェフの元へ。
シェフ「だめだ!桃田までは辞めさせない!お前一人で行け!」
秀「えっ…あの…」
「シェフ…」
シェフ「今の桃田は辞めさせられん!」
シェフに怒られ俺は撃沈…
「秀太…どうしよう…」
秀「大丈夫、必ず説得するから…」
そうは言ったものの不安でいっぱい。
Aのお父さんより怖えんだけど…
とりあえずまた明日話に行こう…
秀「そんな顔するな…大丈夫だから…」
「だけどさ…」
こうなれば俺だって必死だ…
何が何でもAを連れて行く…
俺は毎日毎日シェフに頭を下げに行く。
時には話しすら聞いてくれない日もある。
だけど俺は負けない…
「秀太…無理しないで?」
秀「A…もしダメだったらどうしよう…」
「秀太…明日私から話してみるね?」
秀「いや、俺が必ず説得するから。」
「秀太…」
あーまじどうしたら良いんだよ…
やっと二人で休みになったからAの家に行き今回の事を話しに行った。
するとAの両親はあっさり許してくれた。
秀「めちゃくちゃ緊張した!」
「ふふっ、私も…でも秀太格好良かったなぁ。
男らしくてますます惚れちゃった。」
秀「本当?」
「うん。大好き…」
秀「ねぇ…このままの勢いでもう一度シェフのところに行ってくる。」
「えっ…今から?ちょっと待って…」
秀「Aは帰ってても良いよ。」
「い、一緒に行く!」
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mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます!最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます!今回のお話もすごく良かったです!次の作品も楽しみにしてます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます!忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます!読むの遅くなり今読みました!続編も無理せず頑張ってください!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mamechan | 作成日時:2020年6月9日 21時