Part134 ページ34
秀太side
秀「別に…Aを理由になんてしてねぇよ…」
「だってもし…私と付き合ってなかったら？行くでしょ？」
秀「分からねぇけど…」
「秀太…前に秀太も言ってくれたじゃん…自分のせいで夢を諦めて欲しくないの。」
秀「そうだよな…逆だったらきっと俺もそう思う。」
「だったら…」
秀「だけど俺の夢はAがいなきゃ叶わないから。」
「ねぇ…じゃあ一つ聞いても良い？」
秀「うん…」
「京都に行くとか、私と離れるとか無しにして、ルミエールで働きたいと思う？」
秀「それは…まぁ…働いてみたいとは思う…」
「そっか…」
秀「情けなくてごめん…」
「情けなくなんてないよ。秀太は世界で1番格好良い。」
秀「バ、バカっ…何言ってんだよ…」
「だって本当だもん…大好きだよ…」
苦しくて切なくて…答えが見つからない。
俺達は抱きしめ合って眠りについた。
悩んでいる時はやっぱり…
秀「ちょっと…相談に乗ってもらえますか？」
シェフ「なんだよ…かしこまっちゃって、どうした？答え出たか？」
秀「それが…」
行きたい気持ちもある。だけど俺はこの職場が好きだし、何よりAといたい。
シェフ「なーんだ。やっぱり桃ちゃんか。お前も意外と女々しい奴だったんだな。そんなの簡単じゃねぇの？桃ちゃん連れてっちゃえば？まぁ、レストランのシェフが許すかな？アハハッ。」
秀「えっ…」
Aを連れて…
シェフ「そろそろ身を固めても良い頃だとは思うけどな？」
秀「えっ？結婚…」
シェフ「何驚いてんだよ。もう付き合って6年くらい経つんだろ？年齢的にも子供産むのも良い頃じゃねぇか。」
秀「だけど…あいつはここで働きたいんだと思うんです。」
シェフ「夢は変わっていくもんだ。最終手段としては…」
秀「なんですか？」
シェフ「妊娠させちゃう？」
秀「えっ…」
シェフは楽しそうに笑ってるけど、俺は血の気が引いた。
シェフ「桃ちゃんなら大丈夫だ。ちゃんと話してみろ。俺はお前に期待してるぞ…有名になったら恩師として俺の名前出せよ。」
秀「シェフ…ありがとうございます…」
次の日の休みに俺はAをデートに誘った。
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mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます！最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます！今回のお話もすごく良かったです！次の作品も楽しみにしてます！ (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます！忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます！読むの遅くなり今読みました！続編も無理せず頑張ってください！！！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年6月9日 21時
