検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:33,032 hit

Part132 ページ32

秀太side




俺はAから逃げるように別室にこもる。




俺の事を応援してくれるのは分かる。だけど離れたくないって言ってくれるような気がしてた。
Aが行かないでって言ってくれたら俺は断ろうと思ったのに。
あっさりと遠距離でも平気なんて…




結局別々に寝た。



今日はAは休みだからベッドに行くとまだ寝ているようで俺は声をかけずに仕事に向かった。




今日帰ったらちゃんと話そう…




だけど家に帰るとAの姿がなかった。



置き手紙が1枚テーブルに置いてあった。




"今日は実家に泊まります。"




A…




もう何もかもが分からなくなる…




考えても考えても正解が見つからない。




次の日、出勤するとAがいた。




話しかけようとするけど忙しそうにしていてなかなかチャンスがない。



自分も忙しくて気が付くと隣の厨房は誰もいなくなってしまっていた。




Aも帰っちまったかな…




俺は急いで電話をする。




「はい…」




秀「ごめん、もう帰ったよね?」




「うん…」




秀「今日は…」




「ごめん、お母さん迎えに来てくれたから…お疲れ様…」



そのまま電話を切られてしまう。




自分で一人にしてって言ったくせに…俺はバカか…




やっぱりルミエールの話しは断ろう。




Aと離れるなんて今の俺には無理だ。





だけどAは平気な顔して仕事をしている。



それどころかたくさん笑ってて楽しそうにしてる。




やっぱり俺なんかいなくても…





日「秀太!」




秀「なんだよ…」



日「なんだよじゃねぇよ!シェフから聞いたんだ。お前が悩んでるから相談に乗ってやってほしいって。」




秀「悪いな…」




日「すげーじゃんルミエールなんて。悩んでるのはAちゃんのことか?」




秀「あぁ…あっさりと京都に行けって言われてさ…どこかで引き止めてくれるの期待してたんだ…情けねぇよな。」




日「じゃあ、Aちゃんは俺が付いててやるからお前は行ってこいよ。」



秀「お前…ふざけんなよ…」



日「おぉー怖っ。でも、本当にAちゃんは平気なのかなぁ…」



秀「だって…」




日「お前の為に我慢してるだけなんじゃねぇの?」




秀「我慢?」



日「せっかくのチャンスを自分せいでダメにしたくないだろ?逆の立場だったらどうするんだ?」




A…

Part133→←Part131



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
設定タグ:AAAメンバー , 末吉秀太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます!最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます!今回のお話もすごく良かったです!次の作品も楽しみにしてます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます!忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます!読むの遅くなり今読みました!続編も無理せず頑張ってください!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mamechan | 作成日時:2020年6月9日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。