Part131 ページ31
秀太side
中「シェフにも実は話してあってな…どうかな?もちろん給料は今よりも上げる条件だ。」
秀「有り難いお言葉ありがとうございます。少しだけ考えさせていただくお時間頂いてもよろしいでしょうか。」
中「もちろんだ。また来るからゆっくり考えてみてほしい。」
俺はそのままシェフのいる厨房に行く。
シェフ「どうだ?今回の話…」
秀「大変有り難いですが…即答出来なくて…」
シェフ「そうか…俺も最初は断ったんだぞお前はやらんってな。」
秀「シェフ…」
シェフ「この話は凄く良い話だと思う。お前はまだまだこれからだ。若くして店を任せてもらえるなんてなかなかないぞ?それもルミエールのだ。ただ…桃ちゃんがなんて言うかなぁ〜京都だろ?」
A…そうだった…
秀「俺やっぱり断ります。」
シェフ「いやいや待て!お前がここに居てくれるのは嬉しい。だけどお前の将来に必ず役に立つぞ!ちゃんと考えてみろ。」
秀「はい…」
Aが帰って来たら話してみようかな。
「ただいまぁ。」
秀「おかえり。お疲れ様。」
「今日はごめんね。バタバタしてて秀太が来てくれたのに全然行けなくて。」
秀「いや、いいんだよ…」
「秀太?どうかしたの?」
秀「うん…ちょっとAに話したい事があるんだ。」
「何?かしこまっちゃって…」
俺はルミエールの事を話した。
「えっ…凄いじゃん秀太!それで?ルミエールに行くの?」
秀「それが…俺に来た話は…京都で働くことなんだ…」
「京都…」
Aの表情が変わった。
秀「京都に2号店が出来るからそっちを任せたいって言われて…」
「そ、そっか…秀太はどうしたいと思ってるの?」
秀「有り難い話だとは思う。ルミエールで働いたって経験は必ず役に立つはずだし…」
「じゃあやってみたら?凄いじゃんルミエールのシェフだよ!しかもシェフ直々にスカウトされるんだもん。」
秀「だけど京都だぞ?」
「だから何…」
秀「何って…俺達遠距離になるんだぞ?」
「そうだけど?しょうがないじゃん?」
秀「俺は…やだよ…Aと離れるなんて…」
「何言ってるのよ…いつでも会いに行くし…電話だって出来るじゃん!まぁこうして一緒に住めなくなるけど…」
秀「Aにとって俺は所詮それくらいの存在だったんだな…」
「えっ?何…」
秀「ちょっと一人にさせて…」
83人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます!最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます!今回のお話もすごく良かったです!次の作品も楽しみにしてます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます!忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます!読むの遅くなり今読みました!続編も無理せず頑張ってください!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mamechan | 作成日時:2020年6月9日 21時