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Part128 ページ28

あなたside



すると部屋のチャイムが鳴る。



「こんな時間に誰だろう…」



秀「俺出るよ。」



玄関から聞こえる声はどうやら配達員みたいでホッとする。



すると戻ってきた秀太は大きな花束を持ってきた。



「えっ…何それ…」



秀「はい。ハッピーホワイトデー!」



「えっ?私に?」



秀「A以外誰がいるんだよ。後は俺が作った焼き菓子。」




「嘘…嬉しい…」




ものすごく大きな花束。




「こんな大きな花瓶ないんだけど…」




秀「花瓶とか考えてなかったわ…」



「ふふっ…今日はバケツに入れて明日花瓶買って来ようかな。」




秀「俺も行く…」



「もちろん!一緒に行って?ねぇ、この焼き菓子食べてみて良い?」




秀「良いよ。」




「わぁーい!秀太の焼き菓子初めて食べるね。」




秀「そうだっけ?」



「いただきまーす!…うーん、美味しい!」



バターが香るマドレーヌ。



凄く美味しい。



「ありがとう秀太。」




秀「喜んでくれて良かった。あっ!後もう一つ!」




「えっ?まだあるの?」



秀「Aの事食べるって言っただろ?」



「ちょっと…それは…違うでしょ…」




秀「だーめ。違くない。」



そう言われてもキスをされたらだんだんその気になってしまう。



だけど…



「ねぇ、お風呂入ってからにしよう?」




秀「風呂なんて後でにしろよ。今良いところなのに…」




「だめだって…私眠くなっちゃいそうだし。」




秀「お前…寝たらただじゃおかねぇからな?」




「もう…分かってるよ!」




秀「あっ…今面倒くさいって思っただろ?」




「そんなんじゃなくて…」




秀「もう良い…」



秀太は拗ねて布団に潜ってしまった。




「ねぇ…怒らないでよ…」




秀「怒ってねぇし。」




「怒ってるじゃん…」



秀「怒ってない!」




「もう…あっ!じゃあこの前の下着久しぶりに着ようかな…」



すると少しだけ頭が出てきた。



ふふっ。



「着替えて来よう。」



洗面所で秀太の誕生日に着た白のレースの下着に着替えてベッドに戻るけど秀太はさっきと体制が変わっていなかった。




「秀太…」



私は後ろからわざと胸が当たるように抱き着く。



「お願い…こっち向いて?」



すると不機嫌そうな顔でゆっくり振り向く。



「ごめんね?」



秀「しても良いの?」



「うん…」



するとさっきまでの可愛さが嘘みたいに男の顔をする。



もう絶対確信犯なんだから!

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mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます!最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます!今回のお話もすごく良かったです!次の作品も楽しみにしてます! (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます!忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます!読むの遅くなり今読みました!続編も無理せず頑張ってください!!! (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mamechan | 作成日時:2020年6月9日 21時

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