Part103 ページ3
秀太side
俺は冷静を失ったままAの部屋から出て来てしまった。
バイクに乗る前に深呼吸をする。
とりあえずホテルへ行き、園部さんが終わるのを待つ。
Aを傷つけてしまった…
俺達はもう戻れないかもしれない…
というか俺が嫌だ。
嫌いだからでなく愛する人を傷つけてしまったから。
色々と冷静に考えてみるけど全く考えられない。
するとそんなに待たずに園部さんが出てきた。
園「あれ…末吉…」
末「お疲れ様です…」
園「今日、桃田は休みだぞ？」
末「はい…今日は園部さんに話したいことがあって…今ちょっと良いですか？」
園「俺？あぁ…良いけど。」
少し場所を移動して話しをする。
園「桃田の事?」
秀「はい…まぁでも…園部さんの気持ち知ってて、付き合う事になって…すみませんでした。」
園「嫌味かよ…」
秀「あっ、いや…すみません…」
園「悪いけど、俺まだ桃田が好きなんだ。同じところで働いてるだけでも良いと思ったけどお前と仲良くしてるところ見んのももう限界でさ…」
前にも思ったけど逆の立場だったら死ぬ。
園「お前を見つめる桃田の顔が幸せそうで…この前の事聞いたんだろ？」
秀「はい…」
園「悪いとは思ってる…だけど…2番目でも良いって言ったのは結構本気…もちろん桃田は断ったよ。お前が好きだって…」
Aが話してくれた事に嘘はなかった。
園「俺…4月から違うところで働こうと思ってるんだ。だからもう気にしなくて構わない。」
秀「えっ…」
園「キスしちまったんだ…申し訳ない…気が済むなら殴ってもいいぞ。」
さっきまでは殴ってやろうと思ってたけど、園部さんの寂しそうな顔を見てるとどうしてもそんな気にならなかった。
秀「いや…大丈夫です…それと仕事辞めないでください。」
園「だから言ってるだろ。俺だって今のままじゃ…」
秀「Aの事幸せにしてやってください。上から目線ですみませんが…」
園「何言ってんだよ…」
秀「俺…別れようと思ってます…なんか付き合ってみたら性格合わなくて…だけどきっと別れ話したらAは傷つくから…だから園部さんがそばにいてやってください。」
園「桃田が納得するわけないだろ…」
秀「でも、決めたんです俺は。だから気を遣わずに二人で仲良くしてください。」
園「おい末吉…」
秀「じゃあ…ありがとうございました…お疲れ様です…」
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mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます！最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます！今回のお話もすごく良かったです！次の作品も楽しみにしてます！ (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます！忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます！読むの遅くなり今読みました！続編も無理せず頑張ってください！！！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年6月9日 21時
