Part102 ページ2
あなたside
秀太は相変わらず優しくて安心する。
ずっと秀太の腕の中にいたい。
「あのね…この前シェフと園部さんと出掛けたでしょ…その時シェフが帰った後に園部さんに引き止められたの…」
言っても良いのかな…
「その時ね、まだ私の事好きだって言ってくれて…」
秀「うん…」
「私と……秀太を見てるのが辛いって…限界だって…」
秀「うん…」
「2番目でも…浮気相手でも良いからそばにいて欲しいって……」
秀太の顔が変わった。
「そんなこと言われても私は秀太が好きだって言ったら……」
秀「言ったら？」
「いや…あの…」
言わない方が良いよね…
秀「キスでもされた？」
「えっ…？」
どうして…
秀「はぁ…当たりかよ…」
秀太は私の手を離した…
秀「それと…仕事を辞めたいって関係あるの？」
「だから…私がいなければ…誰も辛い思いしなくて済む…」
秀「ふざけんなっ！」
「秀…太…」
秀「なんだよ…ふざけんなよ…」
「だって…」
秀「だってじゃねぇよ。お前の夢はそんなもんだったのかよ……だったら辞めちまえ！」
「何よその言い方…昨日の女の子にもそんな言い方したの？するわけないよね…可愛い子には優しいんだもんね。どうせ私のことなんてもう好きじゃないんでしょ！」
その瞬間頬を叩かれた。
悲しくて辛くて私は睨み返すと秀太の目は真っ赤に染まっていた…
秀「俺の気持ちなんて……これっぽっちも伝わってねぇのな…」
「秀太…」
秀「ごめん…良く分からねぇ…今から園部さんのところ行ってくる。」
「えっ…何しに…？」
秀「分かんねぇけど…とにかく何か言わなきゃ気が済まねぇ…」
「だ、だめ…」
秀「なんで庇うんだよ！」
「庇ってなんかない。いや、行かないで。」
秀太は私の手を振りほどいて出て行ってしまった。
秀太…
それからどれくらい泣いたか分からない…
気が付いたら朝になっていた…
結局秀太から連絡もないまま。
だけど仕事には行かなくてはいけなくて私は重い気持ちのまま向かう。
厨房に行くと秀太も園部さんももう来ていた。
園「おはよっ。」
「あっ…おはよう…ございます…」
園「何ぼーっとしてんだよ。仕込みたくさんだぞ？」
「は、はいっ。」
園部さんは普段通りで…特には何もなかったのかな…
秀太とは話せないまま休憩時間になる。
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mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» いつもありがとうございます！最後まで読んで頂きエ嬉しいです(≧∇≦) (2020年7月1日 23時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 完結おめでとうございます！今回のお話もすごく良かったです！次の作品も楽しみにしてます！ (2020年7月1日 23時) (レス) id: 5a32becb2c (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - AAA秀太くん真ちゃんにっしー推しさん» コメントありがとうございます！忙しい中読んでくださりありがとうございます(≧∇≦)これからも宜しくお願いします! (2020年6月25日 14時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 続編おめでとうございます！読むの遅くなり今読みました！続編も無理せず頑張ってください！！！ (2020年6月24日 22時) (レス) id: b9520be8bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年6月9日 21時
