Part70 ページ20
秀太side
どことなくAの笑顔に元気がない。
まだ全て分かり合えているわけではないけど、元気があるかないかくらいは分かる。
シャワーを浴び終えるとAはまだ起きていた。
けど、泣いていた…
「あっ…秀太!」
急いで涙を拭いて無理して笑う。
秀「A…」
じっと目を見つめると、Aの目から涙が溢れてくる。
「秀太…」
俺は抱きしめてやるしかできなかった。
だけど、泣いている理由はなんとなく分かる。
だから辛い。
Aは今俺じゃない男を思って泣いている…
秀「園部さんか？」
ハッキリさせるのもどこか怖かったけど、このままでいるのも嫌だった。
「うん…」
やっぱり…
秀「帰りに会っちゃったから？」
「それもあるんだけど、昼間ペストリーのシェフに秀太のことでからかわれたの。そしたらみんな私と秀太が付き合ってるのかって騒ぎ始まって…」
あのクソジジイ…
「ハッキリ付き合ってるとは言わなかったけど、私…園部さんには今は付き合うとか余裕ないって言ったくせに秀太とは付き合ってて…なんか矛盾してるなぁって思ったんだよね。」
秀「そっか…」
矛盾か…確かにそうだよなぁ…
秀「大丈夫だよ。心配するな。」
そう言うことしかできなかった。
「秀太…ごめんね…せっかく一緒にいるのに。」
秀「Aと一緒にいられるのは今日だけじゃないだろ？これから何年も何十年も一緒にいるんだから。」
Aは少し驚いた表情をしている。
こんなにも好きなんだから…ずっと一緒にいたいと思うのは当たり前の事。
秀「それに、一緒にいる時は楽しくなきゃダメなんて、そんな事ないから。辛いときは泣けば良いし、全部…どんなAも愛してやるから。」
ってちょっと恥ずかしいな…
「ふふっ…秀太ってばそんな事言うの？」
秀「なっ！？なんだよ…お前を慰めてやってんのに…」
「分かってるよー…ありがとう。」
大好きって言いながら首に腕を回してくる。
秀「A…」
お互いの気持ちが伝わるようにキスをした。
「秀太…」
甘えるようにすり寄ってきやがって…
可愛過ぎるだろうバーカ…
そのまま俺達は愛し合った。
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mamechan(プロフ) - あいやんさん» いえいえ、こちらこそごめんなさい…そう言っていただけてとっても嬉しいです(≧∇≦)これからもよろしくお願いします! (2020年5月27日 21時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
あいやん(プロフ) - そうですよね！なんか急にすみません！作品の続き楽しみにしてます！ (2020年5月27日 20時) (レス) id: e13f256cf9 (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - あいやんさん» コメントありがとうございます!そんな事言ってもらえて嬉しすぎます(≧∇≦)ヲタ垢あります！ですが、正体バレが嫌なので（笑）ごめんなさい(_ _;)偶然繋がってる可能性もあるかもしれませんね! (2020年5月27日 20時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
あいやん(プロフ) - mamechanさんの作品全部好きすぎて何度も読みまくってます( ´艸｀) もし、インスタのヲタ垢とかありましたらフォローしたいです!!! (2020年5月27日 14時) (レス) id: e13f256cf9 (このIDを非表示/違反報告)
AAA秀太くん真ちゃんにっしー推し - 更新楽しみにしてます！これからも応援し続けますね！ (2020年5月17日 23時) (レス) id: 38b51ef0f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年5月16日 14時
