Part56 ページ6
あなたside
実「キャーついに?」
「うん…」
実「どうだった？先輩激しそう…」
「激しそうって…うーんまだ気持ち良くはなかったけど…幸せだった。」
実「そうね…私も最初は痛かった思い出しかないなぁ。2、3回すれば段々慣れてくるから。」
「2、3回…」
実「それで？先輩ってどんな感じなの？」
「どんな感じっ…それがあんまり覚えてない…」
実「まぁ、それどころじゃないよね。じゃあ今日はゆっくり見ておいてね！」
「今日は…別にしないよ…」
実「分かんないじゃない。Aの家に来るんでしょ？」
「いやいやだって…」
そんなこと言われたらドキドキしてきちゃう。
今日は午前中に終わったから実彩子とご飯を食べて帰った。
「ただいま〜」
母「おかえり！A、お母さん今から出かけるの。」
「そうなの？」
母「今日はお父さん出張になったのよ！うふふっ！だからお友達とご飯食べてくるからね。Aの夕飯は用意してあるから自分で食べてね。」
そっか…
「今日…先輩と約束してるの。家に来ても良い？」
母「そうだったの？じゃあ夕飯一緒に食べる？」
「分からないけど…」
母「でも、秀太くんいる方が安心だわ。」
勝手に出掛けようとしてたくせに…
母「泊まってもらったら？」
「泊まる！？」
母「だってーお母さん何時になるか分からないもの。一人で居させるよりは良いじゃない？それにあんたたちだって良いでしょ？」
秀ちゃんと一緒に寝るの…？
バイトが終わって電話がかかってきた。
秀「今から行くから〜。」
「あのさ…秀ちゃん…」
秀「ん？どうした？」
「今日さ、うちに泊まっていける…？」
秀「えっ…？」
「今日お父さんが出張でいなくて…お母さんが夜遊びに行ったから。だったら秀太くんに泊まってもらえば？って…」
秀「お母さんがそう言ったの？」
「うん。秀太くんにいてもらえば安心だからって…だったら遊びに行かなきゃいいじゃないって思ったけどさ。」
秀「行く行く!絶対行く!」
「ふふっ…良かった。」
秀「明日の準備もあるし、一回家に帰ってから行くな？」
「分かった。後、ご飯はあるから一緒に食べよ。待ってますね!」
あーもうどうしよう…
嬉しいよ〜!秀ちゃんと朝まで一緒にいられるなんて。
お父さんの出張とお母さんの夜遊びに感謝だ。
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年4月7日 11時
