Part69 ページ19
秀太side
だるい始業式が終わってAたちを迎えに行く。
だけどAの姿はなかった。
実「秀太くん…Aは用事ができてお母さんに迎えに来てもらって先に帰ったんだ…」
秀「えっ？そうなの？」
俺に一言連絡くれてもよくねぇか？
西「そっか…とりあえず帰ろう!」
せっかく今日はゆっくり二人で過ごせると思ったのにな…
それぞれデートに出かけて行ってしまってどこにも行く場所のない俺はAの家に向かっていた。
家に行くとAのお母さんの車がある。
Aの携帯に電話しても出なかった。
俺はインターホンを押す。するとAのお母さんがすぐに出てきてくれた。
母「あら、秀太くん！どうしたの？」
秀「あ、あのAは…」
母「A？まだ帰って来てないけど？」
秀「えっ…」
どういう事だ…
秀「そうなんですね、連絡してみます。すみませんでした。」
俺は急いで駅へ戻る。
ずっと俺はAに電話やラインをしてるけど全く反応がない。
どうしたんだろう…
俺は急いで西島に電話をした。
秀「西島？実彩子ちゃんに代わって？」
実「もしもし？秀太くん？」
秀「ねぇ、Aはどこにいる？家にも帰ってなくておばさんも知らないって。」
実「秀太くんに話したい事があるの…でも、Aを見つけるのが先だよね。連絡してみるから。」
俺に話したいこと…？
なんだろう…
Aは無事なんだろうか…
とりあえず俺は学校へ向かうことにした。
なんで…電話にも出てくんねぇんだよ…
何か事件に巻き込まれてるとか…
学校の駅に着くと丁度実彩子ちゃんから電話が来た。
秀「もしもし!」
実「秀太くん、Aのお母さんに連絡したら家に帰って来てるって…」
秀「家に？！そっか…無事なら良かった…」
実「待って！Aに会いに行く前に秀太くんと話したいの。」
秀「うん、分かった。」
俺何かしたかな…
とりあえず、待ち合わせ場所のいつものファミレスへと向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mamechan | 作成日時：2020年1月17日 20時
