始まりの合図（Orange） ページ9
あなたside
目が覚めると見慣れない天井が見える。
えっ…ここどこ…
少し寒気がして腕を擦ると服を着ていない事に気付く。
心臓が止まる思いで恐る恐る隣を見る。
そこには裸の男の人が寝ていた。
あーやってしまった…
痛くて働かない頭で昨夜の記憶を思い出す。
昨日は会社終わりに無理やり合コンに連れ出されたのだ。
それも同じ会社の違う部署の人達と。
げっ…って事はこの人も…
どうしよう………
意外とみんな話が面白くてそれなりに楽しんでお酒も進んでしまった。
あー記憶がない…
シーツの擦れる音が聞こえる。
ゆっくり振り向くと目が合ってしまう。
？「おはよう…」
「おはようございます…」
？「なんでそんなによそよそしいの？」
「あの…ごめんなさい…記憶がないの…」
？「嘘？ショックなんだけど…」
「何か失礼な事しましたか？」
？「ううん、たっぷり愛してくれただけ。」
その言葉に気を失いそうになる。
体を起こした彼はドキッとするほど格好良かった。
「本当にごめんなさい。すぐに失礼しますので…後、この事は誰にも言わないので忘れてください。」
？「随分ひどくない？」
「えっ…」
ヤリ逃げ？なんて笑ってるし。
？「俺は、西島隆弘。経理部にいるんだ。」
「私は…」
西「知ってるよ。Aちゃん。」
「えっ…」
西「辛いなぁ…やっと思いが通じ合ったと思ったのに。酔った勢いでそれに記憶もないなんて…」
思いが通じ合った…？
西「俺がAちゃんと近付きたくて今回合コン開いてもらったんだ。」
「嘘…」
西「嘘じゃないよ。本当。」
「なんか…余計に申し訳ないです…幻滅しましたよね…」
西「まさか…もっと好きになっちゃった…」
「なっ…何言ってるんですか…」
西「ねぇ、だからそんなにすぐ帰らないでよ。」
「一つ聞いてもいいですか？」
西「なんでもどうぞ？」
「どうしてこうゆう流れになったんでしょうか…」
西「ふっ、聞いちゃう？それ。」
「えっ？！は、はい…知らないほうが怖いので…」
西「まぁ、ちょっとAちゃんは酔ってたんだ。俺が好きな事男メンバーは知ってたから送って行けって言われて二人でタクシーに乗ったの。でも、Aちゃん寝ちゃったから家が分からなくて仕方なく俺の家に連れてきたんだ。
少し目が覚めたAちゃんは俺に抱きついてきて…いや、俺だって相当耐えたんだぜ！
でも…好きな子にそんなことされたら…」
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mamechan(プロフ) - �豢廚気�» ご指摘ありがとうございます。すみません。とっても誤字脱字多いので、スルーして読んでください（笑）直しておきますね！ (2020年4月24日 15時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ホワイトデー(Orange)のここの部分 秀太も逆に楽しくなったのかニコニコしながら開け始まった。 これ正しくは開け始めたではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 始まりの合図(Orange)のここの部分 ゆっくり振り向くと目が会ってしまう。 これ正しくはゆっくり振り向くと目が合ってしまう。 ではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - 梓さん» コメントありがとうございます!依存症になりそうなんて嬉しいお言葉（笑）たくさん更新出来るように頑張ります! (2020年3月27日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - とても面白くて、いつも更新されるのが楽しみです！依存症になりそうです（笑）勉強の励みにもなっています。これからも頑張ってください！ (2020年3月27日 22時) (レス) id: ded456bb91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年1月8日 22時
