最高の誕生日（Pink） ページ16
あなたside
好きだからだけじゃない。アーティストとしてすごく尊敬している。秀太は自分の世界を持っていてこだわりが強い。
だけど、やっぱりそれだけ魅せてくれる。
最後の曲。私は気が付くと涙が止まらなかった。
秀「みんな今日はありがとう。」
秀太が手を振ってステージからいなくなりだんだんと観客席から人がいなくなっていく。
なかなか私は立ち上がる事が出来なかった。
秀太に会いたいなぁ。だけど…
その時携帯が震えた。
「はい…」
秀「今どこ？」
「まだ…会場の中…」
秀「良かった…楽屋来て？」
「良いの？行っても…」
秀「はぁ？何今更遠慮してんだよ。良いから早く来いよ!」
秀太に会うのに随分ひどい顔。
トイレでメイク直ししよ…
トイレから出て楽屋を探す。
マ「あ、いたいた！Aさん！こっちですよ！」
「ごめん、迷っちゃった。」
マ「秀太さん待ってますよ。」
「うん…」
コンコン
秀「はーい。」
「秀太？開け…」
ガチャっとドアが開く。
「もう!開けるなら言ってよ！」
秀「遅い…」
「ごめん…迷っちゃって…お疲れ様。」
秀「どうだった？ライブ。」
「すごく良かった…秀太格好良かったし、面白かったし、感動した。」
秀「ありがとう。」
「また、観に来たいな…東京のチケットないの？」
秀「マジ？分かった。聞いとく。」
シーンとなってなんだか気まずい…
秀「北海道まで来てくれてありがとな。」
「うん…今日オフだったから…」
と言って思い出してしまった。誕生日だと言うことを。
秀「今から打ち上げなんだけど、Aも来る？」
「ううん、秀太のチームにお邪魔しちゃうと悪いから。」
秀「んなことねぇけど…もしかして今から帰るのか？」
「今日は泊まる。明日のお昼の便で帰るよ。」
秀「そっか…ホテルどの辺？」
「うーんと…」
秀「後でホテルの場所ラインに送っておいて。」
「えっ？あ、うん。」
コンコン
秀「はい。」
マ「秀太さんそろそろ行けますか？Aさんもご一緒に！」
秀「うん、行けるよ。」
「ありがとう。でも私はここで失礼するから。」
マ「ホテルですか？送らせます？」
「大丈夫。タクシー拾って戻るから。」
秀「いや、店行く前に降ろしてやるから。送って行くよ。」
マ「そうしましょう。ではAさんも車に！」
断る間もなく、秀太と同じ車に乗せられてしまった。
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mamechan(プロフ) - �豢廚気�» ご指摘ありがとうございます。すみません。とっても誤字脱字多いので、スルーして読んでください（笑）直しておきますね！ (2020年4月24日 15時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ホワイトデー(Orange)のここの部分 秀太も逆に楽しくなったのかニコニコしながら開け始まった。 これ正しくは開け始めたではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 始まりの合図(Orange)のここの部分 ゆっくり振り向くと目が会ってしまう。 これ正しくはゆっくり振り向くと目が合ってしまう。 ではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - 梓さん» コメントありがとうございます!依存症になりそうなんて嬉しいお言葉（笑）たくさん更新出来るように頑張ります! (2020年3月27日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - とても面白くて、いつも更新されるのが楽しみです！依存症になりそうです（笑）勉強の励みにもなっています。これからも頑張ってください！ (2020年3月27日 22時) (レス) id: ded456bb91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年1月8日 22時
