最高の誕生日（Pink） ページ15
あなたside
今日は誕生日。
日付けが変わった瞬間、みんなからたくさんのお祝いのメッセージをもらった。
嬉しいなぁ…
だけど、1番欲しい人からのお祝いは未だに来ない。
今日、その彼はソロライブ。
実はチケットをもらっている。
といっても地方で遠いんだけどなぁ。
誕生日プレゼントなんて好きな人からもらえたら。
マネージャーから誕生日はオフにしました。なんて嬉しいような寂しいような。
他のメンバーを誘ってみたけど生憎みんな仕事みたいで。
実「私はチケットなんてもらってな〜い!Aだけ特別なんじゃないの〜？」
実彩子に言われた事を思い出す。
特別か…まさか…
一人だけどそっと行ってそっと帰って来ようかな。
朝、目覚めるとメンバーからおめでとうのメッセージが来ていた。
グループラインなのに1人既読ついてないし、おめでとうの一言も1人だけない。
忙しいのかな…
だけど、一言ぐらい送ってくれてもいいじゃん。
北海道か…せっかくだから今晩は泊まって明日のお昼の便で帰って来ることにした。
行きはギリギリだから観光はあんまりできないかな…
「うぅ…寒い…」
もう春じゃないの？
とりあえず会場に向かう。
声掛けた方が良いのかな。
他のメンバーの時はズカズカ楽屋に行けるのに…バカみたい。
もう夕方だというのにまだグループラインに既読も付かない。
関係者の入り口から入ると彼のマネージャーにばったり会ってしまう。
マ「あれ？Aさん！北海道まで来てくれたんですか？秀太さんのところ行きます？」
「あ、良いの!秀太にも言わないで…私が来てること。」
マ「えっ？どうしてですか？Aさん来てること知ったら喜ぶのに。」
「じゃあ私は席に行くから…」
私は二階席の1番前のど真ん中。
ここだと流石に秀太に気付かれそうなんだけど。
ファンのみんなが楽しそうに開演を待つ姿を見て私もすごく嬉しくなる。
すると会場が真っ暗になり秀太のオープニング映像が画面に。
ファンの子たちと一緒に私もドキドキしてる。
ステージに秀太のシルエットが浮かぶと一層歓声が湧き上がる。
ライトが照らされ秀太の姿がはっきり見えると思いっきり目が合った。
秀太は目が良いのだ。
いや待て…自惚れるのはまだ早い…もしかしたら彼女や好きな人がいてその人を探しているのかもしれない。隣の人かな…あっちの人かも…
だけど、秀太のライブはすぐに私を夢中にさせた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 177人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mamechan(プロフ) - �豢廚気�» ご指摘ありがとうございます。すみません。とっても誤字脱字多いので、スルーして読んでください（笑）直しておきますね！ (2020年4月24日 15時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ホワイトデー(Orange)のここの部分 秀太も逆に楽しくなったのかニコニコしながら開け始まった。 これ正しくは開け始めたではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 始まりの合図(Orange)のここの部分 ゆっくり振り向くと目が会ってしまう。 これ正しくはゆっくり振り向くと目が合ってしまう。 ではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - 梓さん» コメントありがとうございます!依存症になりそうなんて嬉しいお言葉（笑）たくさん更新出来るように頑張ります! (2020年3月27日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - とても面白くて、いつも更新されるのが楽しみです！依存症になりそうです（笑）勉強の励みにもなっています。これからも頑張ってください！ (2020年3月27日 22時) (レス) id: ded456bb91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mamechan | 作成日時：2020年1月8日 22時
