奪って欲しい（Yellow） ページ14
あなたside
日「彼氏いるんだっけ？」
「…一応?」
日「一応って何？」
「この前浮気されたんです…それから連絡取ってなくて。多分このまま終わっちゃうのかなって。」
そんな時、彼から電話がかかって来た。
私は咄嗟に携帯を隠す。
日「出ないの？」
「えっ？あ、はい。今は良いです…」
日「だから最近元気なかったんだ…」
「えっ…どういう事ですか？」
日「…好きな子のことって気にならない？」
何を言っているのか理解できない。
「良いなぁ…これから楽しみがいっぱいなんですね。」
私はこれから良いことなんてないのに。
日「あれ？全然伝わってない？好きだって言ったつもりなんだけど…Aちゃんのこと…」
「えっ…わ、私ですか？」
日「俺はひどい奴だな。Aちゃんが彼と上手くいってなくて喜んでる。」
「日高さん…」
日「ずっと好きだったんだ。でも彼氏がいるの知ってたから…本当は奪いたかった。」
どうしよう。まさか日高さんが…
「これって…夢ですか？」
日「ハハハッ、どうだろう。夢の方が良いのかな…」
夢なら言ってしまいたい。
「奪って欲しいです…」
日高さんはびっくりしてこっちを見ている。
「だって、夢かもしれないから…」
日「夢なら…キスしてみる？」
「ちょっと日高さ…」
優しくも少し強引に唇を奪われる。
バーテンダーはそんな私達を見て見ぬふりをしてくれてる。
日「どう？夢だった？」
「夢じゃない…」
日「帰ろうか…俺の家に。」
「はい…」
日高さんの家に着くと抱きしめられる。
日「好きだよ。」
「ありがとうございます…」
日「それ答えになってないよ？」
「日高さんは、私の憧れの人でした。格好良くて仕事も出来て優しくて…雲の上の存在で…」
日「ここに来てくれたってことは…オッケーだと受け取るよ？」
そのままベッドに押し倒されてしまう。
事が終わると抱きしめられたまま横になる。
日「もっと好きにさせるから、俺と付き合って？」
「はい…お願いします。」
日「ありがとう。嬉しい…」
私まだちゃんと別れてないや…
でも、日高さんとキスをしているとそんなこともうどうでも良くなってしまう。
「日高さん…好きです。」
もう私の心は奪われている。
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mamechan(プロフ) - �豢廚気�» ご指摘ありがとうございます。すみません。とっても誤字脱字多いので、スルーして読んでください（笑）直しておきますね！ (2020年4月24日 15時) (
レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 ホワイトデー(Orange)のここの部分 秀太も逆に楽しくなったのかニコニコしながら開け始まった。 これ正しくは開け始めたではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豢� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 始まりの合図(Orange)のここの部分 ゆっくり振り向くと目が会ってしまう。 これ正しくはゆっくり振り向くと目が合ってしまう。 ではないんでしょうか？ (2020年4月24日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
mamechan(プロフ) - 梓さん» コメントありがとうございます!依存症になりそうなんて嬉しいお言葉（笑）たくさん更新出来るように頑張ります! (2020年3月27日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
梓 - とても面白くて、いつも更新されるのが楽しみです！依存症になりそうです（笑）勉強の励みにもなっています。これからも頑張ってください！ (2020年3月27日 22時) (レス) id: ded456bb91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamechan | 作成日時：2020年1月8日 22時
