Part204 ページ4
あなたside
新学期が始まると、私は真司郎へ正直に話した。
真「ふ〜ん。まぁ、ええんやない?」
なんだかどうでも良いような返事だな。
真「でも、俺にもチャンスがないわけではないんやな。」
「まぁ…ゼロではないかもね?」
真「まぁえぇ。今までと変わらないでおってな。」
「真司郎…ありがとう。」
高橋さんも私に謝りに来てくれた。
秀太とも友達としてマネージャーとして仲良くやっている。
そして時は経ち春、
私達は3年生になった。
え「Aちゃーん!」
「えりちゃんおはよう!」
秀「うるせぇな、来んなよ!」
え「Aちゃんに会いに来たの!」
「秀太は照れてるだけだよ。」
秀「ばかっ!誰が照れんだよ。」
えりちゃんも無事に私達の高校に合格した。
え「ねぇ、うちのクラスの男子ね、Aちゃんのこと噂してたよ。」
秀「どうせくだらない噂だろ。」
え「違うよ!綺麗だって。サッカー部に入ろうかなって言ってる人もいたよ?」
秀「どうせそんなやつ辞めちまうよ。」
え「もう!お兄ちゃんうるさいなぁ!そんなに気になるならAちゃんの彼氏になれるように整形でもしたら?まぁ、性格は直らないから無理だろうけど?」
秀「お前なぁ…いい加減にしろよ?」
え「べーっ!じゃ、Aちゃんバイバイ!」
えりちゃんはお友達のところに走って行ってしまった。
「1年生かぁ…」
秀「なんだよ?」
「年下はやっぱり苦手なんだよねぇ…」
秀「えっ?えり?」
「違うよ!男の子!また告白されたらどうしようかなぁと思って?」
秀「はぁ?お前なぁ……オッケーなんかすんなよな…」
「え?どうして?」
秀「分かってるくせに…」
そんな事を言う秀太がどうしょうもなく愛おしい。
そう…きっと私達はまだお互いを想っている。
口には出さないから秀太の気持ちは確かではないけど、私の気持ちは確かだ。
でも、秀太はどんなに告白されても断り続けこうして私のそばにいてくれる。
つまりそうゆう事だと私は信じている。
時々、気持ちが溢れてしまいそうな時もあるし、キスもしたくなるときもある。
そうゆう時はお互い抱き締め合う。
少し変わった関係だとみんなに言われているが、今の私達にはベストな関係なのだ。
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mamechan(プロフ) - twiceさん» いつも応援ありがとうございます!どちらも完結してしまい私も寂しいです(笑)また、作品を早く投稿できるように頑張ります! (2019年11月26日 23時) (レス) id: 45c8050392 (このIDを非表示/違反報告)
twice - 「君への想い」と「初恋」が完結したのでおめでたい反面悲しいです笑 その後&新作気になります!!どっちになっても応援させてもらいます! (2019年11月26日 14時) (レス) id: 72efbcd799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mamechan | 作成日時:2019年11月20日 17時