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優吾side
時刻は19時30分
ダイニングテーブルの上にはまだご飯を食べている北斗の姿があった
「北斗さん。もう時計の針6になりましたけど」
北「あとちょっと」
樹「英語の勉強できるってわかった瞬間は早かったんだけどもうペース落ちたの」
「でも結構食べたね」
樹「いつもよりは頑張ってるよな」
「確かにな」
大「ねぇ北斗ー、お風呂行かないの？」
北「いくー！」
大「早くご飯食べてよ。たーくん1人で入っちゃうよ？」
北「まってぇっ」
自分の分と北斗の分のお風呂セットを用意し終えた大我がリビングの扉の近くで声を掛ける
北「じゅりあつまれしてっ」
樹「はいはい」
お願いされた樹は北斗専用の小さいお茶碗とスプーンを持ち、米粒を集めて食べさせる
樹「ほら、あー」
北「あー」
「北斗あとこれも食べて」
北斗の口の中に少し残っていたお肉を入れて空になったお皿をさげる
慎「ふははっ、北斗リスみたい笑」
樹「口の中いっぱいだから笑」
ジ「てか今日お腹すごい出てるね」
「食い過ぎなんだよ」
大「北斗って食べる日と食べない日の差すごくない？」
樹「最近は食べる日続いてるよな」
慎「食べない時なんか夜ご飯バナナだけとかもあったよね」
「そうそう。あれ嫌これ嫌で最終的にバナナにたどり着くっていう」
大「不思議だよね。別に体調崩したわけでもないのに」
「ほんとだよ」
北「ごちそっさまぁ」
樹「お茶飲みな」
北「うんっ」
両手でコップを持ちごくごく飲んだあと持ってきてくれる
北「どーじょ」
「ありがとう。お風呂行っておいで」
北「たいがおふろ！」
大「はーい。北斗のお腹たぬきみたいだね」
北「たぬきじゃないもん！」
大「かわいいじゃん」
北「たいがもたぬきだよ」
大「違いますー」
北「おんなじっ」
大「俺北斗ほどお腹出てないもん」
北「ほくともでてないもん」
大「ふっ笑」
北「わらわないで！」
大「笑ってないよ。てかそれ以上おデブにならないでよ？」
北「おでぶじゃないっ」
大「お腹だけおでぶ」
北「んー！」
「大我やめろ」
大「はーい。ほくちゃん抱っこいる？」
北「いる」
大「おいで。あの兄ちゃん怖いから早くお風呂行こ」
「おい！」
北「あははっ笑」
北斗を抱き上げると走って風呂場へ逃げた大我
なんか腑に落ちねぇわ
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作者名：ちーず | 作成日時：2021年3月15日 18時
