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樹side
家に帰るとすでに夕食ができていていつもみたいに騒がしい食卓の中でご飯を食べる
ジ「ほくちゃんこれは？」
北「らいす！」
ジ「Very good！」
「なに、北斗英語わかんの？」
優「保育園で習ってハマったらしい」
「へぇ、凄いじゃん」
北「じゅりよりしゃべれる」
「うそつけ。それはない」
北「しゃべれるもーんっ」
「北斗知ってる？俺だって一応英語勉強してたんだからな」
大「え、そうなの？」
「中高で」
大「そっちね」
北「にぃごはんたべる」
優「えー、まだおかず残ってんじゃん。先おかず食べてから」
北「ごはん！」
空になったお茶碗を差し出しておかわりを要求する北斗だけど、プレートにはほとんど手がつけられてないおかず達が目に入る
慎「最近よく米だけおかわりするよね」
「そのおかげでおかず残すけどな笑」
優「それがあるから嫌なんだよ」
大「北斗夜ご飯全部食べれたらお菓子あげるって約束覚えてる？」
北「たべれるのぉっ」
優「絶対残すね」
北「たーべーれーる！ごはんちょおだい！」
優「言ったからね？残したら怒るよ」
北「だいじょぶっ」
どっからその自信がくるのかわからないけど、北斗の言葉に１つため息を吐くと茶碗を貰ってキッチンの方へ行った兄ちゃん
優「はい、どうぞ」
北「ありがとぉ」
「英語で？」
北「せんきゅー！」
ジ「DA-HAHAHA！テンションたっか！」
慎「サンキューじゃなくてセンキューって言うあたりジェシーの特訓の成果でてんね笑」
ジ「さすが俺！」
優「自分で言うなよ笑」
慎「兄ちゃんみそ汁残ってる？」
優「あるよ」
慎「おかわりしよっと」
大「慎太郎今日よく食べるね」
慎「なんかお腹空いてんだよな。他にいる人？」
ジ「俺もしよ」
北「ほくとも！」
「北斗は無理だろ」
北「ほくともおかわりする」
優「さっきご飯おかわりしたばっかでしょ」
北「いまはおみそしるだもん」
優「ダメ。それにまだ北斗のおみそ汁残ってる」
北「、、、ぷりーじゅ」
優.大.樹.ジ.慎『っっ…』
しゅんっとした子犬みたいな顔をして、上目遣いで「please」と舌足らずな口調でお願いしてくる北斗に可愛さのあまりみんなが頭を抱える
毎回思うけどこいつどこでこんな技覚えてくるんだよ
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作者名：ちーず | 作成日時：2021年3月15日 18時
