高地家の日々～part6～ (ページ21)

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優吾side

仕事から帰ると北斗がまだ寝ていたので5人で夕食を済まし、各々過ごしていると末っ子が目を覚ました

北「ん〜ふぇ(泣)」

大「あ、起きた」

北「うぇぇぇぇぇん(泣)」

「どしたー？」

泣き出した北斗を抱っこするとまた体温が上がっていた

「誰か体温計取ってくれる？」

樹「はいよ」

「ありがとう。北斗ピッピするねー」

北「やぁだぁっ(泣)」

「はいはい、嫌だな」

軽く流して脇に体温計を差し込みしばらく待つと音が鳴る

「39.5度か」

大「上がってんじゃん」

「寒い？熱い？」

北「あちゅい(泣)」

「熱いのか。冷えピタ新しいの貼ろっか」

樹「はい、冷えピタ」

「ありがと」

冷えピタを張り替えて布団に寝かそうとするとギュッと抱きついてきて離れない

北「やだっ、だっとぉ(泣)」

「わかったわかった」

大「お昼の残りのちゅるちゅるあるけどどうする？」

北「たべるっ(泣)」

慎「アンパンマンジュースは？」

北「のむ(泣)」

樹「食欲はあるんだな」

「よかった」

それから北斗にご飯を食べさせて残るは大問題の薬

よりによって苦手な粉薬なんだよなぁ

「ほっくん、お薬飲もっか」

北「いや！」

「うん、嫌だね〜。でも飲まないと元気にならないよ？」

北「にがいもん！いや！」

樹「北斗ー、シールあげるから頑張れよ」

北「やぁぁだぁぁぁっ(泣)」

ジ「あーれま、泣いちゃったよ」

床に大の字で寝転がって駄々を捏ねる

どこにこんな体力残ってんだよ

「そうだ。兄ちゃんアイス買ってきたからアイスと一緒に食べる？」

ジ「うわ！いいな〜北斗」

慎「羨ましい〜」

北「、、、たべるっ(泣)」

大「えらいね〜」

子供用のお皿に少しだけアイスを乗せて粉薬を混ぜて食べさす

「北斗あーん」

北「あー」

「美味しい？」

北「んっ」

「お薬飲めてるじゃん」

北「えらい？」

「えらいよ」

なんとかアイスは完食してくれて一件落着

でも毎回アイスなんか出せないからこれからどうしよっかな