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大我side
仕事がひと段落し、リビングで掃除をしていると病院に行っていた樹と北斗が帰ってきた
「おかえりー」
樹「ただいま」
「北斗おかえり」
北「ただいまぁ」
樹「インフルだった」
「あーらら。検査大変だったんじゃない？」
樹「暴れるし泣くしやばかった」
「おつかれ」
当の本人はお気に入りの人形を抱えて樹の足に抱き付いている
樹「俺昼から学校あるから後は大我おねがい」
「おっけ、薬これ？」
樹「うん、食後に飲ませてだって」
「わかった」
樹「北斗なんのシールがいいん？」
北「しんちゃんのしーる」
樹「しんちゃんのシールな。じゃ行ってくる〜」
「いってらっしゃーい」
北「ばーばい」
樹「じゃーな」
樹を見送り、北斗が好きなアニメをつける
「北斗お昼ご飯食べれる？」
北「ちゅるちゅるがいい」
「ちゅるちゅるな。ごろんする？」
北「ごろんする」
とりあえずマスクをつけさせてテレビの前にお昼寝用の布団を敷いて横にさせる
大人しくしている間に北斗が好きなネバネバうどんを作った
「北斗おっきしてー」
北「はーい」
ローテーブルの前に座り膝の上に北斗を乗せる
「はい、どうぞ」
北「いたーきます」
フォークを持って食べ始めたから俺も食べる
しばらくすると手が止まって頭がカクカクしてきた
「眠い？」
北「んーっ」
「ほくとー？」
北「、、、たべる…」
目を閉じたままうどんを掬って食べてるけど絶対限界だろこれ
フォークを手から取って机に置き、体の向きを変えて背中をトントンする
「ねんねしていいよ」
北「んぅっ」
「おやすみ」
服を握っていた手の力が弱くなり、顔を見るとスースー寝息を立てている
起きないように布団にゆっくり寝かせて片付けを始めた
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作者名：ちーず | 作成日時：2021年3月15日 18時
