高地家の日々〜part5〜

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樹side





夕飯後、数分休憩してからおもちゃで遊んでる3人に声を掛ける





「お風呂入るよー」



北.翔.涼『はーい！』



「お片づけしてからお風呂場に来てね」





そう告げて自分と3人分の風呂の用意をして風呂場へ向かい、おもちゃの準備をする





北「じゅりおふろはいっていいー？」



「いいよ」





いつの間にか脱衣所にいてもう服を脱いで準備万端の北斗と涼太

俺の言葉にはしゃいで風呂場へ入っていった





翔「ぬげない〜」



「落ち着けよ笑」





一方で翔太は頭がつっかえて脱げない所為でパニクっている

翔太の元へ行き、服の裾を掴んで脱がしてやる





「はい、脱げた」



翔「ありがとぉ」



「どういたしまして。お風呂入っといで」





翔太の背中を押して促し、俺も準備して後に続く





北「じゅりみて！あわあわー」



「……はっ！？なにやってんの！？」





扉を開けると泡だらけの浴槽に浸かって遊んでる3人

泡どこから持ってきた？





北「きぞくのおふろだって。ね、りょうた」



涼「うん」



「涼太さーん…笑」



涼「じゅりもはいる？」



「俺は後で入るよ。先に頭洗うから北斗おいで」





バスチェアに座って子供用のバスチェアを前に置き北斗を座らせる

ある程度髪を濡らしてからシャンプーをする





「そういやあの泡どうやって作ったの？」



北「しゃんぷーいれた」



「どうりで減ってるわけだ」



北「ほっくんあたまいいでしょ」



「よくねーわバカ」



北「あー！ばかってゆっちゃだめなんだよ」



「北斗だって俺にバカバカ言うくせに」



北「ゆってないもーん」



「言ってますー。はい、あわあわ流すから目ギュッてして」





両手で目を塞ぐ北斗の素直さに笑いながら泡を流す

それから体も洗ってとりあえず1人目終了





「おしまい。次涼太おいで」



涼「はーい」





それから涼太と翔太も洗い、泡だらけの浴槽に浸かる

夢中で楽しそうにおもちゃで遊ぶ姿が微笑ましい


数分もしてそろそろ飽き始めた頃を見計らって声を掛ける





「お風呂もうおしまいにする？」



北.翔.涼『するー』





返事を聞き操作パネルの通話ボタンを押して大我を呼んだ





大「うわ、なにその泡」



「後で説明する。チビ達あがるから体拭いてやって」



大「はいはい。樹まだ入っとくの？」



「うん」



大「了解。3人共おいで」





後は大我に任せてようやく寛ぐ

、、、泡どうにかしなきゃな

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