高地家の日々〜part5〜

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樹side





掃除も終え昼食を食べてから各々時間を過ごす

俺は絵本読んでる北斗に後ろから抱きつき邪魔する(朝起こされた仕返しに)





北「んもっ、じゅったんじゃま！」



「いいじゃん。あとちょっと」



北「だめ！たいがぁ！」



大「樹やめなー」





北斗に助けを求められた大我は雑誌から顔を上げず適当に応える





「はーい」



北「んやもぉ！じゃま！」



「ほっくんちゅー」



北「ちゅーしない！」



「いつもしてくれてんじゃん」



北「もー」





不満そうに呟いたかと思えば振り返って、俺の鼻に軽くチュッとキスしてくれる





「マジかわいい」



北「ちゅーしたからはなれて！」



「やだ」



北「んー！じゅり！」





足をバタつかせて怒ってるけど全く怖くない

その時インターホンの音が鳴り響いた





北「あっ！きた！」



「いてっ…」



優「北斗！1人で出ちゃダメ！」





俺の顔面を押して離れて玄関の方へ走って行った北斗

洗濯物を畳んでいた兄ちゃんが慌てて後を追っていった





「あいつ力強すぎじゃない？」



慎「嫌がることするからだよ笑」



ジ「俺がヨシヨシしてあげる〜」





ジェシーが犬みたいに飛びついてきて俺のほっぺを乱暴に摩る





「痛いから！」



ジ「樹くんつめたーい」



慎「ジェシくんかわいそぉ」



ジ.慎『ねー？』



「ごめんって笑」



ジ「いいよ〜」





スリスリ寄ってくるジェシーの頭をポンポンと撫でると満足したように慎太郎の元へ戻っていった

ソファに凭れかかってスマホを弄ってるとチビ3人組が入ってきた





北「しょっぴーとりょうたきた！」



大「いらっしゃい」



翔.涼『おせわになります！』



大「きちんと挨拶できて偉いね」





大我がしょっぴーと涼太の頭を撫でると嬉しそうにニコニコする2人





北「ほっくんわ？」



大「北斗ご挨拶してないじゃん」



北「ちーがーう！ばか！」



大「なに怒ってんの？笑」



「北斗も頭撫でて欲しいんだよ。な？」



北「んっ」



大「あーなるほどね。はいはい」





適当にわしゃわしゃと北斗の髪を撫でる大我

髪ぐちゃぐちゃになってんじゃん笑




北「くふふっ」



大「満足した？」



北「したぁ！おにわであそんでもいい？」



大「いいよ」





大我の言葉に喜んで庭に出た3人





大「樹様子見といて」



「はいよ」





スマホをポケットに入れ俺も庭へ出た

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