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慎「ねぇ、誰か明日空いてない？」
北「俺、撮影」
京「俺、稽古」
樹「俺とジェシーはロケ」
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慎「Aは？」
あ「私？空いてるけど…」
慎「風磨空いてるかな？」
あ「明日1日中仕事って言ってた」
慎「じゃあさ、俺と水族館行かない？妹が友達と行くつもりだったんだけど、行けなくなっちゃってチケット余ってるの」
あ「うん、いいよ」
次の日、待ち合わせ場所に行くと既に慎太郎はいた
あ「ごめん、お待たせ」
慎「ううん、俺も今来たところ。じゃあ行こっか」
あ「うん」
館内は平日の午前中ということもあって空いていた
慎「おっ！ペンギン！樹にビデオ通話しよっと」
あ「出るかな？」
慎「あ、もしもし〜樹のペンギンどれ？」
樹「だから飼ってねぇ」
慎「あー飼ってたけど、寄付したんだっけ？」
樹「いや、だから最初から飼ってねぇ」
あ「あ、ごめん樹イルカショーの時間になったから切るね〜」
樹「何なんだよ！」
ス「前方のお席の方は濡れる可能性があるのでご注意ください」
慎「さすがに冬に濡れるのはキツイ」
あ「意外、真っ先に1列目行きそうなのに」
慎「今日はAと一緒だからいつもの俺とは違うから」
ショー中、キラキラとした目で見ている慎太郎から目が離せなくなった
慎「ん？」
あ「あ、いや何でもない」
慎「凄いね〜形を作った水を上から流すのコンサートでもできるよね？」
あ「まぁ、可能だよね」
慎「ダイヤモンドの形とかにしてさ」
あ｢いいねそれ｣
慎「うわ！ねぇ見た！？今の」
あ「見た見た」
慎「凄いばしゃーんってするんだね」
そう言う姿はまるで子供のようで思わず笑みがこぼれる
慎「何？」
あ「いや、何でもない」
その後もいつもとは違う慎太郎にキュンとしたりとある意味で忙しい一日となった
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作者名：綾華
| 作成日時：2019年6月16日 22時
