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ツアーのため、名古屋に来ているSixTONES
クラブフロアを取ってくれたらしく、ラウンジが使えるので、1日の仕事を終えた私は綺麗な夜景を眺めながら1人で飲んでいた
｢あ、いた〜｣
あ｢えっ！はっ！？｣
｢シー｣
あ｢何でジェシーここにいるの？｣
ジ｢ん？ラウンジ使えるって聞いたから｣
あ｢いやいや、聞いたからって…｣
急いで辺りを見回すもファンらしき人はいなさそうで安心した
ジ｢向かえ座っていい？｣
あ｢どーぞ｣
ジ｢何飲んでるの？｣
あ｢梅酒｣
ジ｢ふーん、俺も何か持ってこようっと｣
あ｢里芋のこれ美味しかったよ｣
ジ｢じゃあそれ食べてみる｣
1人の時間を楽しみたかったが、お酒の強いジェシーと飲むのは好きだからよしとするか
ジ｢聞いてーあっちの突き当たりの席に俺らの話してる人いたー｣
あ｢バレてないよね？｣
ジ｢大丈夫、外人多いし俺、今存在感消してるから｣
赤い髪の人が存在感の話をしても何の説得力もないんですけど
ジ｢はい、乾杯｣
あ｢乾杯｣
薄暗い照明の中ワインを流し込む姿はまるで西洋映画を彷彿させる
ジ｢何かついてる？｣
あ｢え？｣
ジ｢いや、じっと見てくるから｣
あ｢あ、ごめっジェシーかっこよかったからつい｣
ジ｢えぇ〜辞めてよぉ〜｣
あ｢シー！ジェシー喋るとすぐバレるんだから！｣
ジ｢ごめんな西郷隆盛｣
あ｢ついでに口開くとイケメンも台無しになる｣
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作者名：綾華
| 作成日時：2019年6月16日 22時
