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眩しさに目を開けると隣には差し込む朝日に照らされたイケメンがいた
あぁ私、大阪に来てたんだった
気怠い体を起こしシャワーを浴びようとする
風「どこ行くの？」
あ「あ、ごめん。起こした？」
風「んーん、別に。そろそろ起きる時間だろうし」
あ「シャワー浴びようと思って」
風「俺も浴びる」
あ「じゃあ先いいよ」
風「一緒に決まってるだろ」
あ「お断り。昨日の夜の事忘れたなんて言わせないからね？」
風「やっぱり腰、痛い？」
あ「かなーり」
風「じゃあもう少しゆっくりしよ」
あ「相部屋のJrの子帰ってきちゃうんじゃないの？」
風「あーあいつなら明日の公演まで彼女といるから大丈夫」
あ「まったく先輩としてどうよって言いたいけど、そっちも彼女だったか」
風「めちゃめちゃいい子なんすよーって自慢してくる」
あ「そうですか」
風「そんな事よりさーせっかくの休演日だから何かしない？」
あ「デートはしないよ？」
風「えーダメ？」
あ「ダメ。撮られちゃうでしょ」
風「万全の変装道具持ってきてるよ？」
あ「それでもダメ」
風「えーせっかくAと食べたい物あるのにな〜お店ももうマークしてるのにな〜」
口を尖らせてこちらを見る顔はさすがアイドル
風「ねぇ、俺とそんなにデートしたくない？」
あ「もう無理！降参！」
風「やった♪」
あ「はぁーアイドル顔すれば何でも通ると思ってるでしょ？」
風「うん思ってる」
あ「ズルいよね」
風「アイドルだからね。さ、そうと決まればまずはゆっくりお風呂入ってしれから出かけますか」
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作者名：綾華
| 作成日時：2019年6月16日 22時
