自担は親戚でしたAnother story3 (ページ19)

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:71,479 hit

110 ページ19

コンコン

風「どうぞー…え！？」

あ「来ちゃった」

風「え、はっ？来ちゃったってどういう事？」

あ「仕事のついでね」

風「あ、あーなるほど」

あ「風磨君のマネージャーさんに届けないといけないものあるんだけど、どこにいる？」

風「隣の部屋にいると思うけど、もう行っちゃうの？」

あ「帰りにまた寄るから」

風「ん、わかった」

届け物を届け、風磨君の元へ戻ると抱き締められた

風「はぁーいい匂い」

あ「えー今日、香水してないのに？」

風「だからこそじゃん」

あ「まぁいいけど」

風「そういえばさ、仕事って何の仕事？」

あ「ほら、この前SixTONESが大阪のガールズコレクションに出るって話したじゃん？それの打ち合わせが急遽入ったの」

風「そうだったんだ。ねぇ、それもう終わった？」

あ「うん、それは終わったけど、紹介したいデザイナーさんがいるらしいからその人と会って、その後夕食に誘われてる」

風「忙しいね」

あ「お陰さまで。じゃあ、そろそろ行くね。舞台頑張って」

風「あ、待って」

あ「んっ」

キスと共に紙を握らされた

風「待ってるから」

楽屋を後にし、渡された紙を見るとホテルの名前と部屋番号が書かれていた