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あ「ただいまー」
樹「お帰りーあ、これA宛だって」
楽屋に戻ると何やら封筒を渡された
あ「封筒なんて珍しいね」
ジ「何だって？」
あ「有給取れだって」
北「Aほとんど取ってないじゃん」
あ「んー体も壊さないし皆が働いてるのに休むのも中々気が引けて取るタイミングなかったんだよね」
ジ「旅行行ってきたら？」
あ「旅行ねぇ…まぁいいや、いざとなったら来年に繰越せばいいし」
その時、仕事用のスマホが鳴った
あ「はい、宮本です。明後日ですか？はい、空いてますよ…はい、わかりました。よろしくお願いします」
電話を切って思わず溜め息をつく
高「何かあった？」
あ「せっかく明後日オフなのに仕事になった」
京「お疲れ様」
あ「しかも大阪」
慎「あーガールズコレクション？」
あ「そう！まったく急遽衣装変更となったから確認と担当者さんと最終調整だって」
樹「風磨に会ってくればいいじゃん」
あ「あーそうしようかな」
ジ「有給！正に有給を使うチャンスだよ！」
北「有給とオフ活用してそのまま俺らと合流できるじゃん」
あ「申請してみるだけしてみるか」
その数時間後には早くも申請が許可された
「Aさんいる？」
あ「はい、何ですか？」
「大阪行くならこれ菊池のマネージャーに渡してもらえる？」
あ「はい構いませんよ。でも、何で知ってるんですか？」
「Aさんの代役、俺になったから」
あ「SexyZoneのチーフさんなのにすみません」
「気にすんなって。劇場で会うのが手っ取り早いと思うから話つけておくね」
あ「ありがとうございます」
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作者名：綾華
| 作成日時：2019年6月16日 22時
