自担は親戚でしたAnother story3 (ページ14)

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「A二次会行かないの？」

あ「ごめん！明日も仕事なの」

「休みなのに大変だね。頑張って」

あ「ありがとう」

帰ろうとすると健人君から連絡が来た

散歩に付き合ってほしいらしく、人目のつかない所で待つことにした

健「お待たせ」

あ「ううん。でも何で散歩しようなんて思ったの？」

健「今回使わなかった方のチャペルも綺麗だから見てみたいと思ったのとAと2人になりたかったからかな？」

ただでさえかっこいいのにスーツも相まってキラースマイルの破壊力が凄まじい

あ「別に事務所とかでいくらでも会えるじゃん」

健「でも、今日みたいにドレス着た可愛いAには会えないでしょ？」

あ「もう、そういうのいいから早く行こ」

もう一つのチャペルも確かに綺麗だった

健「ね？綺麗でしょ？」

あ「そうだね」

でも、それよりも夕日に照らされた健人がチャペルにいるこの景色の方が何倍も綺麗

まるで映画のワンシーンの様で、ヒロインになった錯覚すら覚える

健「Aは風磨とここ歩く気ないの？」

あ「ないな～」

健「何で？別に結婚したって風磨とか俺らの迷惑にはならないよ？」

あ「そうだとしても結婚に拘らなくてもいいかなと思って。隣にいられたらそれで十分だから」

健「そっか」

あ「でも、タキシード姿の風磨君があっちで待っててくれる姿、絶対かっこいいだろうなと思ったりもする」