あれ？私ってどこから来たっけ。【鬼滅の刃】

第38話:日輪刀 ページ41

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「さあ、刀を抜いてみろ。日輪刀は別名、色変わりの刀と言ってなぁ。持ち主によって色が変わるのよ。ほら、早くしろ。」



分かった。分かったからそんな急かすなって。
うわぁ、3人からの視線が痛い。



さっさと抜いてさっさと終わらせよう。




スーーッと刀を抜くと、全くもって色が変わらず鉄の色そのままだった。




うわぁ…まじか。何も変わらないじゃねえか。




「…どういうことだ。……まさか、お前呼吸が使えない…のか？」




え、呼吸使えないと色変わらないの？



『はい。使えません。』



「馬鹿野郎が！！呼吸も使えないのか！！！お前に俺の刀を使う資格はねえー！！！」



ぎゃあぎゃあと怒り始めた鋼鐵塚さんに恐怖を感じ、茂造さんの後ろに急いで隠れる。


こ、殺される！？



「…まだ分からんだろう。また使えるようになるかもしれないんだ。気楽に待てば良いだろう。」




し、茂造さん…！一生付いて行きます…！！！




しかしその後も、鋼鐵塚さんの怒りは全く収まらなくて大変だった。
てか追いかけられた。怖すぎる。




鋼鐵塚さんは落ち着くと(？)、そのまま「…折ったら殺す。欠けても殺す。」と恐怖の呪文を言い放ち山を降りていった。



『………やっと帰ってくれた。』




絶対折らないように、いや、傷一つ付けないように気をつけようと、そう思った。




「オイ。司令ダ。南南東ヘ向カエ！！何ガアルノカハ忘レタ。取リ敢エズサッサト向カエ。早ク」





くっそいきなりすぎだろ。てか適当だな。
こいつ大丈夫か…？

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