遊園地デート2 ページ8
おどろおどろしい雰囲気に、血に見立てた赤い文字で書かれた看板、中から聞こえる絶叫…
貴『おば…おばばばばば！！？
お化け屋敷！！？』
無理！絶対に無理とヒソカの繋いでいる手を振り払おうとするが力負けして中に引きずり込まれる…
貴『あああああああああー！！！！！！
早く！早く歩いて！！のんびり歩くなぁぁぁ！！』
ヒ「何を言ってるんだい？
さっきスタッフから館内を走っちゃだめって言われたばかりじゃないか♡」
貴『こういうときだけ常識面するなよぉぉぉ！！』
戻ってきた頃には全ての力を出し切り脱力感に襲われる。
貴『あー…』
ヒ「大丈夫？」
一体誰のせいだとと横目に見つつ、休憩を挟んでからしばらく遊んだあと、最後に観覧車へと向かう。
外はとっくに日が沈み切っており遊園地内の明かりだけが私達を照らす。
次の順番が来ると観覧車へと乗り込みヒソカとは対面の位置へと座る。
外の風景を風景を楽しんでいるとジッと彼が見つめてくることに気が付く…ドキリと鼓動が早くなることを感じつつ、彼の方へと向き直る。
貴『ねぇ、ヒソカは恋人を作らないの？』
直球的な質問をしてしまったと後悔しつつもグッと彼が答えるのを待つ。
ヒ「そうだねぇ…暇つぶしとしてはいいけど♢
どうせ殺しちゃうから作らないよ♡」
そっか…そうだよね…
チクチクと心臓が痛み始め、彼の目から逃れる為に外を見る、丁度頂上に差し掛かっており遊園地やその先の街まで見渡すことが出来る。
貴『あっ！ヒソカここがてっぺんみたい！さっきまであそこに居たのにあんなにちっちゃく見えるよ！』
チラッとヒソカの方を見ると彼は私の腕を引き寄せ
鼻と鼻が当たりそうなくらいの至近距離となる。
驚きの余り、即座に距離を取ろうとするが腕は掴まれたままで私が見下ろす形となったが彼は口を開く
ヒ『君は僕とどういう"関係"になりたいんだい？』
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吉野(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！とりあえず完結まで行けるように頑張っていきます！ボードの方もよろしくお願いします！ (10月24日 17時) (
レス) id: d9f12ed50c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 続編！おめでとうございます🥳、これからも頑張ってください！ボードの方とかも仲良くしましょうね、応援してます！📣 (10月24日 11時) (レス) id: 5b67d7cd4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吉野 | 作成日時：2023年10月24日 1時
