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ア「聞いておきたい
土方歳三が考える未来ではアイヌはどうなってるか」
土方はアシリパの目を真っ直ぐと見て
土「北海道の森林資源はこのままでは枯渇する
蝦夷共和国の経済基盤は炭鉱におく」
ア「……」
『……』
土「炭鉱開発は諸外国から移民を募って国力増大を目指す
大和民族だけで暮らしてきた内地人より
古くから極東の少数民族やロシア人とともに暮らしてきたアイヌなら多民族国家のつなぎとなる
北海道アイヌと樺太アイヌ
そして帝政ロシアに迫害された青い目のポーランド人、
インディアンの血を引いたアメリカ人
それらの血が混ざりあったアシリパとサムルこそ
多文化国家を象徴する主導者として最適である」
海「(蝦夷共和国？)」
白「鶴見中尉よりマシという程度だな〜
こんな所で鉢合わせる予定では無かったのに」
異様な空気に包まれ、その場にいたものの半分は冷や汗を流す
ア「第七師団にアイヌの埋蔵金を奪われる事態だけは避けたい
杉元が持っていた刺青人皮はすべて鶴見中尉に網走で奪われた」
『だが、、
こちらには新たに鶴見、土さんのどちらの勢力も把握していない刺青人皮がある、、』
少し顔を赤くして、うつろな目でアシリパに続けて話すサムル
ア「『我々は手を組むしかない』」
有「あの女の子と女性がアシリパとサムル？」
永「ちょっと見ない間に少し変わったようだな
猛者ども相手に渡り合ってる」
白「さ、サムルちゃん
もしかしてだけどさ〜？」
サムルの異変に気づいた白石は、ピリピリした空気に負けずにサムルの方におずおずと近づいて、額に手を当てる
白「あっっつ！？熱上がってない！？」
杉「え！？」
土「？」
ア「無理して止めようとするからだ！」
『…………ごめん……』
土「どうしたんだ」
ア「それが、サムルのやつ、しばらく前に風邪を引いてそっからずっと引きずっているんだ」
キラ「サムル！大丈夫か？」
キラウシがサムルの体を支えた
『？
なんでキラウシ、がここに？』
キラ「それは後だ！
とりあえず、休ませないと」
土「休める場所に移動するぞ」
『…ん』
ピリピリしていた空気が一気に解けた
牛「サムル、俺が運んでやろう」
『……歩け
「サムルさん？」
言わせないとばかりに杉元が圧をかけた
『……すまんが、
よろしく…頼む……』
諦めたサムルは大人しく牛山にお姫様抱っこされて運ばれた
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睡眠煎餅(プロフ) - 承太郎の帽子さん» ありがとうございます！長くなると思いますが、頑張ります！ (2022年12月6日 10時) (
レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
承太郎の帽子(プロフ) - 全パートを読みましたが面白く、泣けるオリジナリティある作品で大好きです！投稿をお待ちしてます！ (2022年12月4日 1時) (レス) id: dbaa959796 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - カルビさん» 読んでいただきありがとうございます！しばらく投稿まで時間がかかると思うのですが頑張ります！そちらもお体には気をつけてくださいね😄 (2022年11月6日 18時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
カルビ(プロフ) - 良い作品をありがとうございます🙏とても面白いです😭😭続き楽しみにしております.....🙏お身体に気をつけてください！ (2022年10月14日 17時) (レス) @page29 id: 8286316e66 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - 腐腐腐さん» 読んでいただきありがとうございます！全員なるべく生かすとか言いましたが、彼らの死は物語で重要になってくるのといい話が浮かびませんでした……。一応バッドエンドとハッピーエンドを用意しておくつもりでした！ (2022年9月28日 0時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠煎餅 | 作成日時：2021年5月16日 0時
