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？「ありました！こっちです」
？「笹藪を抜けた足跡がある！」
？「ふた手に分かれてます。子供はあっちです」
？「よし、子供は谷垣にまかせた
残りの者はついてこい」
谷垣と呼ばれた男は子供の足跡を辿って行くが途中で切れていた
谷「子供の足跡がここで消えてる
止め足か…
賢い子だ
だが俺は東北マタギの生まれだ
獣の止め足は何度も見ている
熊などが追跡者をまくために自分の足跡を慎重に踏みながら後退し
近くの笹藪へ跳ぶ
エゾマツの樹皮が剥がれて落ちている、まだ新しい
降りてきなさい、決して危害は加えないから」
ア「………」
谷「お嬢ちゃん日本語わかるかい？」
ア「クトゥラ シサム オハウ オロ シ オマレワ エ
(一緒にいた男は汁物にウンコを入れて食べる)」
谷「参ったな。さっぱりわからん
捕って食ったりしないから降りておいで」
杉「一切抵抗せずに渡せ」
その言葉を思い出し、アシリパは入れ墨人皮を枝の上におく
そして谷垣に向かって飛び降りた
ア「用があるのはキミの連れだ
あの軍帽を被っていたのはお兄さんか？お父さんか？
あともう一人男がいたな
まぁ、聞いてもわからんか」
キキッ
ガサッ
後ろに何かが落ちた
谷垣は後ろの方をゆっくりと振り替えるが落ちていたものに顔を青くする
谷「これはまさか……
なんで子供がこれを持っている…？」
アシリパはゆっくりと弓と矢筒に手をかける
谷「その弓を下に置け」
ビクッ
谷「やはり…俺の言葉が分かっていたな？」
ア「…！」
谷「矢筒と山刀と小刀も全部捨てるんだ」
その頃杉元達は
杉「ぜぇ！ぜぇ！」
『はっ…はっ…はっ…』
ザッザッザッ
？「止まれ！銃を捨てろ！腰の銃剣もだ！
あと弓も！」
二人は背を向けなが止まる
？「なぜ逃げる？」
杉「なぜってあんたら密猟者を捕まえに来たんだろ？
禁止されてる鹿を撃ってたんだ
この辺りに詳しいアイヌのガキとコイツに案内させてな」
杉元はサムルを親指で指しながら言う
？「ほんとか？」
『…ｺｸｯ』
？「うーん…」
？「紛らわしい、我々の仲間が近くで襲われたのだ
怪しい奴を見なかったか？」
『いや、私たちは誰とも会っていないし見てもない』
しかし、顔に傷のある男が杉元の顔を凝視する
？「その顔…
旅順の野戦病院で見たことがある
第七師団にいた杉元…
不死身の杉元だ」
？「不死身の杉元？こいつがあの？」
？「ふじみ、尾形上等兵を襲ったのは貴様だな？
杉元」
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睡眠煎餅(プロフ) - 推し尊いさん» 喜んでもらえて嬉しいです！可愛い一面もありますよ！ (2022年2月26日 21時) (
レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
推し尊い(プロフ) - 殆どの夢小説の作品、初めの辺りで造反組生かしてくれないのですが、逃がしてくれて本当に嬉しい.....嬉しすぎてコメント残しちゃった....サムルさんイケメンですね。 (2022年2月26日 1時) (レス) @page21 id: 83b850b061 (このIDを非表示/違反報告)
リン - 睡眠煎餅さん» そうですよね、、、すみません厚かましくて。どのような作品でも応援しつづけますので！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: 5b309f7450 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！！ (2020年10月11日 22時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠煎餅(プロフ) - リンさん» 変わりません！すみません…、名前は変えようかなと思ったんですがちょっと大変かなと思いまして (2020年10月11日 22時) (レス) id: 9221f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠煎餅 | 作成日時：2020年9月6日 23時
