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段差に気づかなかった私は、まんまと踵をひっかけて。もともとふっかさんに体重かけられてるから、そのまま後ろへ。
受け身はとれるけど、前にふっかさんがいるから守らなきゃ!という意識が働いて…
ドタドタドタッ
痛くはない。うまく受け身できたみたい。
だけど。
岩「Aちゃん、大丈夫!?………… ふっか」
阿「なに、今の音…は!?ふっか何やってんの!」
.
気づけば
ふっかさんの顔が
私の胸に
.
深「……ってぇ…なんかやわらか……!!」
A「ふっかさん、腰大丈夫ですか!?」
深「腰…っで…いでででででで!!!痛い!!」
A「でしょうね!ほら、膝曲げて、横向いて、」
岩「いい、俺がやる。ほら立て!」
深「むりむりむり痛い!」
A「ひかるくん、そんな乱暴な」
阿「大丈夫だよ、ほっといて」
A「いやいやあかんでしょ!」
なんとまぁ雑な!
痛がるふっかさんをむりやり抱えてベッドに…
おとした!落としたよこの人!?
深「いだい!!!なにすんのぉ!」
岩「それはこっちのセリフ。ほら、もう1人で寝てろ」
深「寝るけどさぁ!なに怒ってんの?さっきのやつ?そんなの腰の痛みでそれどころじゃないよ勿体ない!」
岩「まだ言うか」
阿「照、一発殴っていいよ」
岩「よし」
A「いやいやいやいやあかんよ!」
なぁにを言うとるんだ!下手に刺激を与えたら余計痛いやん!あかんて!
とりあえず2人を寝室の外へ!これでふっかさんの身の安全は保証されるはず!
岩「阿部、洗い物は終わった?」
阿「終わった。いつでも帰れるよ」
岩「じゃあ帰りな。ここは危ない」
A「危ない?とは?」
阿「わかった。楠さん、帰ろ」
A「えっ?けど明日の朝のご飯作ろうかと思ってたんですけど…」
岩「俺が作るからいい。帰って」
阿「ほら、帰るよ」
A「えっえっ?あ、じゃあ、お疲れ様でした!」
岩「ありがとね、お疲れ様」
.
それから阿部ちゃんを送ったあと家に帰り、樺さんに連絡。
とりあえずふっかさんは丸2日間お休みをとることになった。
3日後、またSnow Man全員でのお仕事だったのだが…
佐「あっ、Aちゃん、バケモノの近くには行っちゃダメ」
渡「佐久間、楠を向こうに」
佐「あいあいさー!」
なにやら皆が過保護になってました。なぜだ。
.
目「ふっかさん。ちょっと話を…」
向「俺も聞きたいわ」
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作者名:まめ | 作成日時:2023年2月2日 6時