◯(岩本side) ページ34
それから。
まぁとりあえずその日は、ゲームしてごはんたべて、俺が料理習って終わって。
けど昨日の夜の事があったからって、仕事が終わった佐久間がと翔太が帰ってきてまた泊まっていった。
それが２日目のこと。
自宅待機３日目は、目黒とふっかが休みだったからその２人が泊まって(Aちゃんは大丈夫だったけど、目黒とふっかがなかなか大変だったらしい)
４日目はラウとだてさん、俺が休みで、だてさんと俺が泊まった。
５日目は康二と阿部が泊まって
６日目は、もう大丈夫、と言われた。(佐久間はものすごく心配していた)
で、７日目。
自宅待機最終日。
佐久間と、俺、目黒が休みだから、会いに来た。
ｶﾞﾁｬ
A「いらっしゃい」
佐「お邪魔しまーす！」
岩「お邪魔します」
目「お邪魔します」
少しだけ久しぶりのAちゃんは、最後に会った時よりだいぶ落ち着いているようだった。
佐「明日から復帰だけど…大丈夫？」
一番心配していたのは、佐久間。
A「んー…正直、外歩くのが少し怖いです」
目「散歩行きますか、なんかあったら守るし。俺と岩本くんは足が速いから、Aさんだっこしても記者とか撒けるから」
佐「俺置いてかれる前提！？」
守るから大丈夫って、一番前向きだったのは目黒。
俺は？
俺は…
岩「…Aちゃんが戻ってきてくれたら、嬉しい。なんか不安があったら、なんでも言って。俺ら、聞くから」
なんもできないけど。頼れるリーダーでいたい。
ちなみにスマホの画面は直してもらいました。
目「で？散歩行く？」
佐「いこーよ！天気いいよ！」
岩「自宅待機って意味わかってる？お前ら…」
目「樺さんは少しならいいって言ってた」
佐「おっ！さすが蓮！頼れる俺の後輩だな！」
岩「はぁ…どうする？Aちゃん、行く？」
A「…じゃ、行きます」
佐「よーし！じゃあいこう！」
A「あっ、大ちゃんまって、お財布もってく」
佐「にょ？そっか！ごめんごめん」
慌ただしいなぁ、もう。
けどいいか。
散歩いったとか言ったら、ラウールが怒りそうだけど笑
いいか。
久しぶりに、こんなのも。
佐「にゃー！まぶしー！」
A「大ちゃんうるさいよ笑」
佐「ごめんごめん笑」
目「子供がいる笑」
岩「それな笑」
空は、青くて。
久しぶりに、すごく綺麗だった。
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年2月2日 6時
