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時刻はまもなくてっぺん。
こんな時間に申し訳なさの極みなんだけど、すぐに出てくれたふっかさんには本当に感謝しかない。
A「あの、つけられてる気が、して」
深「ん？」
A「帰りとかに、後をつけられていて」
深「うん」
A「おとといから、手紙もポストに入っていて」
深「うん」
A「放置してたんですけど」
深「放置したの笑」
A「今日の手紙に、Snow Manに標的をうつす、みたいなの書いてありまして」
深「うん」
A「一応、ご報告を、と思いまして」
深「ふーん…」
標的がSnow Manにうつるなら、尚更彼らには知っておいてもらわないとこまる。身の安全を守るためにも、何かあったときにすぐに察して報告できるようにするためにも。
A「すみません、わたしの事なのに、みなさんにご迷惑を…」
深「なんで？」
A「え？」
深「なんで謝んの笑 今、Aちゃんは、俺らに身の危険が迫るかもって教えてくれたじゃん。俺らがお礼言う方よ、なんでAちゃんが謝んのよ笑」
A「…けど、その危険の原因がわたしなわけで」
深「原因は犯人でしょ、Aちゃんじゃない」
A「まぁ…そう言われてしまえばそうなんですけど…」
深「でしょ？あと、昔みたいに一人でぐるぐるせずに頼ってくれたのも嬉しいのよ。しかも！佐久間じゃなくて！俺を！」
A「電話番号知ってたのがふっかさんだけで…」
深「なっ……LINEでも電話できるでしょ！まぁいいや、せっかく電話してくれたんだから一緒に対策考えよう、ね」
A「はい、ありがとうございます」
それから。
小一時間かけて、たくさん考えた。
手紙は全部残しておくこと、宅配になるようなものはしばらく頼まないといったこと。
あと、昔の少林寺拳法の先生に連絡をとって、今度の休みに稽古をつけてもらうことにした。少林寺拳法は護身術だから、今回のことにはうってつけだから。
深「おれらが帰りにボディーガードできたらいいんだけどね」
A「いやいや、そこまでお世話にはなれませんよ」
深「いや、それはいいんだけどさぁーーー、閂ベタベタ事件からこっち、記者が離れないんだよねぇーーーーーもーやだぁーーーーー」
A「それは…御愁傷様です…」
ほんと…Snow Manも大変だなぁ…
けどきっと…
そろそろ、なんとかなるよ。
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作者名：まめ
| 作成日時：2022年12月25日 9時
