スノのマネージャーはミニサイズ！そのご！ (ページ9)

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ドライブページ9

事務所に車を返して、ロビーに行くと見覚えあるピンクと金髪。あ、岩本さん髪色変えたんですね。
髪コップの中の飲み物が半分以上減っていて、お待たせしてしまったのだなと思う。仕事とはいえお待たせしてしまったことにかわりはないので…申し訳ない…

A「お待たせしましたー」

佐「あっ、Aちゃん、おっちー！」

岩「お疲れ様です」

わたしを見つけて立ち上がってくださるお二人。いやいやそんな…座ったままでよいのですよ…

岩「すみません、佐久間にもいてほしくて」

A「めめくんから聞きました、大丈夫です」

佐「ごめんねぇー、ひかるは俺がいないとなんもできないお子ちゃまだからさっ」

岩「佐久間ちょっと静かにして」

佐「にゃははっw」

ニコイチ…と呼ばれてるんだよね、この２人。以心伝心って感じっぽいし、きっとお互いがいると安心するんだろうな。
そんな人…いないな、ははは

A「ここで話します？」

岩「いや、話が話なんで場所を移動させたいです」

A「あ、わかりました、どうしましょう」

岩「車で来てるんで、それで」

佐「ひかるの運転は優しいから、安心して乗ろうねー」

安心したいのは運転技術じゃないんですけども…まぁいいか。

A「わかりました、お願いします」

岩「ありがとうございます、では行きましょうか」

佐「いこいこー！」

駐車場へ行くと大きい車。おお、岩本さんの車はこれですか…なんていうか、想像通り。
ビートルとかに乗っててもかわいいけど！あ、頭がつっかえるか。

佐「さ、どうぞ、お姫様」

大ちゃんがドアを開けて、仰々しく手をさしのべてくれる。は！？なにこの恥ずかしいやつ！！！

A「なんでそんな…舘さんみたいなこと…」

佐「俺は国王の従者だからね！」

岩「佐久間佐久間、早くして笑」

佐「あー！運転手さんごめんなさーい！」

なんだろう。大ちゃんがいつもよりのびのびしてる？岩本さんだからなのかな。大ちゃんの小ボケをぜんぶ拾える岩本さんって凄いんだな…

岩「はーい、出発しまーす」

佐「お願いしまーす！あっ、Aちゃん、窓開ける？」

A「ん？」

岩「え？臭かった？ファブったけど」

佐「Aちゃん、お前に似て酔いやすいんだって」

岩「あ、なるほど。遠慮なく窓開けてくださいね」

A「ありがとうございます」

初めての人の運転って酔いやすいもんね…お気遣いに感謝や…