現実 ページ12
佐「………ちゃん………Aちゃん……Aちゃん！」
A「んぁ……」
目を覚ますと、メンバー全員の顔。
肩にかけられているブランケットからは、こーじくんの香りがする。
みんな、スーツ。
だけど、大ちゃんの髪の毛、ぴんく。
A「もどって……きたぁ……」
佐「にょ？」
はぁ…よかった……
渡「どーせ変な夢見てたんだろ、また」
A「みんなサラリーマンだった」
佐「にゃ！俺は？」
A「大ちゃんは同じ部署の隣のデスク」
向「俺は？」
A「こーじくんは後輩で、先輩に圧力かけられてた」
向「いややぁー！」
ラ「俺は？俺は？」
A「できるインターンだったよ、めめくんとだてさんの部下」
宮「部下」
A「うん、広告会社の営業部」
目「営業部、かっけぇっすね」
深「俺は？」
A「ふっかさん……なんだったんだろう…なんか仕事おしつけられました笑」
深「え！ごめん！」
A「照くんはうちの部署の上司で、優しくてかっこよかったです」
岩「マジ？嬉しい」
渡「俺」
A「わたなべはわたなべ」
渡「あ？なんだそれ」
A「そのまんまや」
阿「ねね、俺は？」
A「阿部ちゃんは…」
阿「うんうん！」
A「へんなひと」
阿「え！なにそれ！」
A「へんなひとだった」
深「はははは、やば笑」
ラ「へんなひとってすごいね笑」
岩「変な人だからな笑」
はははって、笑いがたくさん溢れる。
うん。
サラリーマンのみんなもかっこよかったけど。
わたしは、やっぱり。
こっちのみんながいいかな。
...end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 91人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まめ
| 作成日時：2023年8月13日 20時
