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A「ありがとうございます、いただきます」
そう言った瞬間、ぱあっと明るくなる２人の表情。いいのに、わたしごときの機嫌なんてとらなくても。
だけどせっかくのご厚意、ありがたくいただかないとバチが当たるよね。
ところで…
A「なんで他のみなさんがここに」
岩「舘さんに誘われた」
深「俺も舘さんに誘われたかな」
渡「涼太に誘われた」
宮「誘いました」
ラ「舘さんに情報聞いたら、自分も行くって」
A「はーーーーん」
だから、全員集合なのね。情報伝達スピードの速さよ…相変わらずすごいですね、そしてみなさんフッ軽ですね…
まぁ…賑やかなの、嫌いじゃないんでいいですけど。
A「納得です。じゃ、折角ですから戴きましょうか」
岩「全員分のお茶買ってきた」
深「買わされました」
佐「買わされた笑」
渡「やべぇこのパン、目ぇついてんだけど笑」
宮「マイクメロンパンだね」
阿「あ、俺これにする」
ラ「おいしー💕」
向「え、やばないこれ！」
目「うん、うま」
A「大ちゃん、口の端についてますよ、ほらタオル…あ、めめくん！飲み物こっちにもありますよ」
渡「佐久間、子供じゃねーか笑」
佐「にゃはははっ笑」
楽しそうにパンを囲む皆にさん。
楽しそうでなによりだ！
ラ「…ねぇAさん」
A「はい？」
ラ「食べてる？」
A「戴いてますよー！ありがとうございます！」
ラ「今日は本当ごめんなさい、僕らが折角の遊び時間、台無しにしちゃって…」
A「そんな、いいんですよ、お二人のせいじゃない！」
ラ「許してくれる…？」
はーーーーん！またそんな子犬のような目…私犬派なの！！そんな目でみられたらキュンキュンしちゃうやん！
許すもなにも怒ってないし、お腹空いてたけど満たされたからもういいもん。そんな顔しないでー！！
A「怒ってないですよ、お気になさらず」
ラ「ありがとう。じゃあさ、その…」
A「はい？」
ラ「ら…らうって。よんでほしい。な。って。」
…わっすれってたー
A「了解しました。今日はパンありがとうございました、ラウくん」
ラ「！！！どーいたしまして！ありがとう！」
きゃっきゃしながら自分の椅子に戻るラウールさん。周りをみると、またあの暖かい目。ラウールさんはほんと、皆に愛されてるんだな。
あー、今日は楽しそうな皆さんをみて、私も凄く楽しかった。いい1日でした！
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作者名：まめ
| 作成日時：2022年11月11日 20時
