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夜。
季節的に日が暮れるのが早いのもあってか、なんだかんだバレずにここまで来れた。SNSにも目撃情報はあがっていない…すごい…こんなにバレないものなのか。
夢の国の海の方の夜景は、すごく大人な雰囲気で素敵。そりゃ恋人同士で来たくなるよなぁ。
あっ、そうだ。
A「みなさん、お酒飲んでいいですからね」
佐「あ！そっか！海のほうはお酒飲めるんだ！」
A「そうです、折角なので…」
目「Aさんは？」
A「わたしは運転がありますから」
阿「楠さんは飲める人だよ」
佐「そうなの！？えー、じゃあ今度飲もう！」
A「あ、みなさんはほんと、呑んでいただいていいですよ」
佐「え？呑まないよ」
目「飲まないです」
阿「飲める楠さんが飲まないなら、飲まないよ」
A「えっ！？いいですよそんな、お気になさらず！」
目「飲まないです。夕飯どこの店にします？」
佐「中華にしよーぜ、中華！」
こんな時まで気を遣わなくていいのに…
優しいんだよな、ほんと。
ラ「あっ！いたー！！！」
レストランに向かう途中、聞きなれた大きな声。に、振り向くと。
長い足を持った人と、カメラを持った人。
ラ「えへへ…」
向「来ちゃった💕」
A「ラウールさんに向井さん！？！？」
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作者名：まめ
| 作成日時：2022年11月11日 20時
