安心 ページ7
(楠side)
翔太くんに手を引かれてエントランスに行って…そこにいたのは、SnowManのメンバー、まさかの全員。まじか。何してんだあんたら。
佐「にゃー!!Aちゃんかわいいー!!」
A「にょ!」
先陣を切るのはやっぱり大ちゃん。わんこみたいに走ってきてぎゅってしてくれる。
向「ほんまやな!よう似合っとるよ!」
A「ありがとぉ」
ラ「Aさん、青も似合うね」
A「そうかな、この色はあまり着たことがなくて」
目「似合ってます。最高」
みんな口々にほめてくれる。
深「デザインがまたいいじゃない。魅せるとこちゃんと魅せてて」
岩「ふっかがいうとえろいんだって」
宮「いや、本当によく似合っているよ」
私を笑わせてくれるし。
阿「松口さんから連絡をいただいたんだよ。楠さんがナンパされてて、たぶん嫌な思いしてるから早く帰らせたいけど迎え来れないかって。愛されてるね」
渡「そりゃもう過保護なくらいに愛されてたわ」
私を守ってくれるし。
ああ、この雰囲気、安心するな…
渡「ろくにメシ食えなかった。なんか食いにいこーぜ」
A「あっ、ごめん」
渡「お前は食ってたな、まあまあ食ってたな、ほっぺリスにしてな」
A「うるさいぃ…」
佐「Aちゃんはハムスターなの!かわいいからいいじゃん!」
阿「まあまあ、じゃあ名もなきバー、行く?」
渡「行く、焼きそばくお」
岩「Aちゃんは、俺の車ね」
A「え、でも社用車」
向「俺が運転して帰るからええよ、事務所に車置いたらすぐにバーに行くから」
A「そんな、悪いよ。そしたらわたし、こーじくんのほうに乗るよ」
ラ「え、なんで?岩本くんのほうにしようよ」
A「社用車の返却、私の仕事やもん。こーじくん、ええ?」
向「も、もちろんやで!そしたら二人?で?行くん?」
A「ん?うん」
目「じゃあ俺が社用車運転して帰るんで、康二は岩本くんのほうに」
A「どゆこと?」
向「ええ!俺が行く!Aちゃん、いこ!」
A「お?おう…」
…よくわからんが。
とりあえず、康二くんと社用車を返しに行き、二人で名もなきバーに向かったのでした。
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作者名:まめ | 作成日時:2023年8月1日 17時