俺らの姫は俺らのもの！ (ページ13)

今日:28 hit、昨日:71 hit、合計:81,426 hit

あざと執事ページ13

(楠side)

パスタもそろそろ終わりそうかな、というころ。となりに座ってきてくれたのは阿部ちゃん。
お酒をもって、ふわふわ楽しそうにしている。

阿「楠さん、たのしんでる？」

A「あ、はい、パスタ美味しいですし、ラウくんがフルーツくれます」

阿「そ？よかった」

よいしょ、と腰を下ろす。そのままスマホをぱっと見せてくれたのだが…その画面に写ってるのは、さっき声かけてくれた男性？

A「これ…？」

阿「さっき話しかけてきたの、この人でしょ？」

A「ですです！」

阿「この人ね、別の出版社の営業さんだったんだって」

A「へぇ！」

阿「だからね、殴らなくて正解」

A「へ！？」

阿「殴りかけたでしょ笑松口さんがおっしゃってるよ」

A「あ、あ――――――…」

はい、すみません、マジで殴ろうかとおもってました、ほんとすみません、ごめんなさい、殴らなくてよかったです。

阿「相手が誰であっても殴ってはいけません」

A「だってぇーーーー」

阿「まぁ気持ちはわかるけどね」

そういって、またくいっとお酒をのむ阿部ちゃん。あ、それ、わたしのお酒…

強いやつ…

阿「んー…酔っちゃった…」

…へ

A「へぁ！？」

阿「zzz…」

これは

これは肩ズンというやつでは…！？！？

あっっっっっざと！！！！