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岩本さんをお送りして、宮舘さんと2人きり。
初、2人きり。
うわぁ…緊張するわ…宮舘さんはもう、どこからお話しをして言いかわからない、なぞの緊張が生まれています。佐久間さん助けて…



宮「…そんな緊張する?」

A「はぃい!?」

宮「…ちょっとショック」



おお、宮舘さんもしょぼんするんですね…意外…



A「あの…私こう見えて人見知りでして…」

宮「えっ…」

A「なので、あの…すみません…」



そうなのだ。わたしは生粋の人見知り。
仕事相手とかの関わりが薄い相手ならばグイグイ行けるのだけど、たとえばクラス替えの初めとか、こう、仲良くなるであろう相手に対してはめちゃめちゃ人見知りする。
…ということは、Snow Manのみなさまはわたしの中で、ただの仕事相手ではないという認識だ、ということなのだけど。



宮「実は俺も、人見知り」

A「そうなんですね!?意外!」

宮「姫だって意外だよ。だから皆といたら俺からは話せないから、2人きりにして貰ったんだ」

A「そうだったんですね…」

宮「…そしたら2人とも人見知りっていうね笑」

A「それですね笑」



2人で笑い合う。
会話は弾まないけど、悪い雰囲気ではないな…



宮「姫が人見知りって、他の奴らは知ってるの」

A「どうでしょう?私からは今初めて話しました」

宮「じゃあ俺だけが知ってるんだね、嬉しいよ」

A「だからそういう事言わないで下さいぃ」

宮「はははっ笑」



人見知りの話から全然先に進まないけど!!!
いつの間にか銀杏並木。あれ?岩本さんの家からはここの道は通らないはず…やば!道間違えた!



A「宮舘さん、すみません、遠回りしちゃった!すぐおうちに向かいますね!」

宮「大丈夫、ここの銀杏並木綺麗だから。夜はライトアップされているから、昼間とまた違うでしょ」

A「そうですね、凄く素敵です」

宮「少し降りようか、その辺に停められる?」

A「あっ、はい」



言われるがまま、車を停める。何をする気だ、宮舘さん…



宮「姫も降りて」

A「えっ!?はい…」



わざわざ運転席側に来て、ドアを開けてくれる。周りに人はいないから…いいか、出ても。



宮「姫こっち。はい、チーズ」

A「へ!?」

宮「…よし、ありがとう。帰ろうか」

A「はいぃ!?」



えっ、ツーショット!?撮られた!?
なにやら満足げな宮舘さん。そのニコニコは、別れる時まで続いていた。

Snow Man side(宮舘)→←帰路



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作者名:まめ | 作成日時:2022年11月1日 21時

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